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授業科目名
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担当教員
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土木工学実験
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砂田 憲吾/杉山 俊幸/平山 公明/伊藤 強/平山 けい子/宮沢 直季/岡村 美好
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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274100 | 1 | C過年度生 | 4 | 前期 | 金 | III〜IV | ||||||||||||
[概要] | ||||||||||||||||||
構造力学、水理学、衛生工学の3分野に関する基礎的事項のより確かのな理解のために、精選された以下の項目について実験を行う。受講者は3グループ合計12班に分かれて協力して実験に取り組む。現象の理解、種々の公式・算定式の検証、レポート作成方法など講義では得られない主体的、発見的な学習に重点が置かれている。 | ||||||||||||||||||
[具体的な達成目標] | ||||||||||||||||||
(1)上記3分野の基礎的事項を現象として認識する。<BR>(2)実験に関係する測定原理や機器の基本を修得する。<BR>(3)計測結果の整理、データ処理の基礎を修得する。<BR>(4)実験結果や現象の解釈、考察のしたかなどレポートの作成方法を修得する。 | ||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||
基礎的な物理学や化学の知識、関係する専門科目の復習と共に、「実験・実習における安全マニュアル」を習熟しておく。予定されている実験項目に関して、内容の理解と実験手順について予習してくる必要がある。 | ||||||||||||||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||
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[参考書] | ||||||||||||||||||
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[講義項目] | ||||||||||||||||||
1.土木工学実験の目標と内容整理<BR> 2.レポートの作成方法とそのポイント<BR> 3.構造実験:騒音の測定(騒音の定量評価を学ぶ)<BR> 4.構造実験:トラスの部材力・たわみ試験(機器を用いて実測する<BR> 5.構造実験:単純支持トラスの振動実験(振動の定量評価を学ぶ)<BR> 6.構造実験:1層固定ラーメン、2層固定ラーメンの振動実験(データ処理)<BR> 7.水理実験:層流と乱流の実験(粘性または慣性が卓越する流れを考察する)<BR> 8.水理実験:常流、射流の実験(重力または慣性が卓越する流れを考察する)<BR> 9.水理実験:オリフィスからの流出実験(ベルヌーイの定理を理解する)<BR> 10.水理実験:管水路の摩擦損失水頭の実験(壁面の摩擦を評価する)<BR> 11.衛生実験:水質の分析試験(水質分析の基本を学ぶ)<BR> 12.衛生実験:濁質の凝集除去実験(凝集現象を理解する)<BR> 13.衛生実験:活性汚泥による排水処理実験(代表的な水浄化の方法を学ぶ)<BR> 14.衛生実験:汚泥の界面沈降試験(汚泥の沈降特性評価法を学ぶ)<BR> 15.総合試問 | ||||||||||||||||||
[教育方法] | ||||||||||||||||||
構造、水理、衛生の3分野に分けてグループを構成し、各分野の実験実施によりレポートを作成して、口頭試問等で必要事項の理解度が確認される。 | ||||||||||||||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||||||||||||||
学科の学習・教育目標との対応: (D)土木環境工学の実験・実習における体験を通じて、現象の理解を深めるとともに、実験結果から工学的に意味のある情報を抽出するための解析・分析能力を習得する。(問題解析・分析能力) | ||||||||||||||||||
[その他] | ||||||||||||||||||
評価基準としては内容についての理解度、実験結果の考察などの分析力、実験実施への貢献度などが重視される。各分野で要求される実験レポートおよび口頭試問への応答により第1段の評価がなされ、それらを総合して実験全体の評価がなされる。60点以上を合格とする. |