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授業科目名
担当教員
ハードウエア設計
関口 芳廣
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273402 2 F 3 前期 II
[概要]
組み込み型の情報システムを設計、製作しようとすると、マイクロコンピュータ、アセンブラ、インタフェース、HDLなどの知識が必要である。この授業の目的は、講義を通して前述のような知識を身に付けることである。<BR>授業は、(1)組み込みシステムの概要を学ぶ。(2)ハードウエアとソフトウエアの関係を理解する。(3)HDLの基本を理解する。という順序で実施する。<BR> 
[具体的な達成目標]
1.組み込みシステムの概要を理解する。<BR>2.ハードウエアとソフトウエアの関係を理解する。<BR>3.HDLの基本を理解する。
[必要知識・準備]
ディジタル回路、ハードウエア基礎実験の知識があると理解しやすい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 50  %後半に学習した内容を習得できているか? 
2試験:中間試験 50  %前半に学習した内容を習得できているか? 
[教科書]
  1. 組み込みシステム技術協会, 組み込みシステム入門, 電波新聞社, ISBN:4885549264,
    (組み込みシステムの学習に使用)
[参考書]
  1. Z80の使い方, オーム社, ISBN:4274077594,
    (マイクロコンピュータ、アセンブラ等の参考書)

  2. VHDLで学ぶディジタル回路設計, CQ出版社, ISBN:4789833593,
    (HDLの参考書)
[講義項目]
  1.これまでの基礎知識の整理と授業の概要説明<BR><組み込みシステムの概要><BR>  2.組み込みシステムとはどのようなものか<BR>  3.組み込みシステムの例<BR>  4.組み込みシステムを支えるソフト・ハード技術<BR><ハードウエアとソフトウエアの関係><BR>  5.マイクロコンピュータ<BR>  6.アセンブラ言語の基礎<BR>  7.アセンブラ言語の実際<BR>  8.インタフェース技術<BR><HDLによる回路設計の基礎><BR>  9.ディジタル回路とHDL<BR> 10.論理関数の標準形と論理圧縮<BR> 11.組み合わせ回路のHDL記述<BR> 12.フリップフロップのHDL記述<BR> 13.順序回路のHDL記述<BR> 14.基本回路のHDL記述例<BR><まとめ><BR> 15.講義のまとめ
[教育方法]
単元ごとに宿題の課題を出す。<BR>ハードウエア設計演習及びハードウエア実験1,2と合わせて、知識と技術の習得ができるようにする。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
ハードウエアとソフトウエアが混在するシステムの設計、製作に役立つ授業である。
[その他]
組み込みシステムの設計を目指す人、知識の幅を広げようとする人などは積極的に受講して下さい。