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授業科目名
担当教員
情報ネットワーク
須田 裕之
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
272028 2 (未登録) 4 集中 (未登録) (未登録)
[概要]
 情報通信ネットワークの発展経緯、取り巻く環境、背景等を整理し、その在り方、位置づけ、ネットワーク構築の考え方および動向を整理、習得させる。 また、情報通信ネットワークの構成技術について、個別要素毎の解説により、必要機能の実現方法、技術について学修する。 最終的に、以上の理解をもとに、いろいろな社会システムへの情報ネットワークの活用、実現方法を理解させることを目的とする。ケーススタディとして、高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)、電子自治体実現に向けた情報ネットワークを取り上げる。
[具体的な達成目標]
 (1)情報通信ネットワーク構成の考え方、手法を理解できる。<BR> (2)情報通信技術の要素技術を理解できる。<BR> (3)社会情報システムにおける情報ネットワーク要件を導きだせる。<BR> (4)ユーザニーズに応じたシステムおよびネットワークを検討できる。
[必要知識・準備]
理解する上で、有線、無線等の基礎的な通信技術の知識は有用であるが、受講上前提とはしない。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
[教科書]
  1. 特に、指定しない。資料を配布予定。
[参考書]
  1. マルチメディアネットワーク, オーム社, ISBN:4274078434
  2. 新情報通信概論, オーム社, ISBN:4885497116
[講義項目]
1.情報通信ネットワークの考え方 <BR>  ・電気通信網の発展経緯 <BR>  ・ネットワークを取り巻く環境の変化 <BR>  ・今後のネットワークのあり方 <BR>2.情報通信ネットワークの構成技術 <BR>  ・公衆電気通信網 <BR>  ・光ファイバ通信 <BR>  ・通信網の品質 <BR>  ・アクセスネットワーク <BR>  ・プライベートネットワーク <BR>  ・インターネット<BR>3.情報通信ネットワークの社会情報システムへの適用<BR>  (1)高度道路交通システム(ITS)における情報通信ネットワークのあり方 <BR>    ・ITSシステムアーキテクチャ <BR>    ・ITS情報通信システムイメージ <BR>    ・ITS情報通信ネットワーク要件および機能<BR>  (2)電子自治体の実現と地域情報ネットワーク<BR>    ・e-Japan, u-Japan 計画<BR>    ・地域公共ネットワーク<BR>    ・地域iDC
[教育方法]
講義の進め方として、議論により、技術的アプローチだけでなく、サービス概念、ネットワーク機能等を考えていく予定であり、受講者は自らの意見を求められることを承知されたい。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
なし
[その他]
なし