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授業科目名
担当教員
有機化学第二
七澤 真人
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265071 2 AA 2 後期 II
[概要]
ハート著「基礎有機化学」を教科書に用い、有機化学第一までに有機化合物の性質、反応性を学んできた。本講議では加藤「有機反応のメカニズム」を教科書に用い、有機化学反応を機構別に整理し、有機化合物がどのような機構により生成するか、有機化学反応の本質を電子論的に理解する。
[具体的な達成目標]
 有機反応を暗記するのではなく、「有機電子論」に基づいて、反応の本質を理解する。
[必要知識・準備]
 基礎有機化学のアドバンスコースであり、有機化合物の性質について、ハート著「基礎有機化学」を理解しているものとして講義を進める。約15コマで教科書を仕上げる予定なので、本に記述されている事項は板書せず口答で説明し、OHPを交えて、重要事項を記述する。次週の単元を予告するので、その項を読んでくるのが望ましく、進展も早い。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 50  %クイズに出した問題をベースにし、理解度を評価する。 
2小テスト/レポート課題 35  %〜2単元が終わる毎に、30分程度のクイズを数回実施する。 
3平常点/出席点 15  %欠席回数毎に減点する。 
[教科書]
  1. 加藤明良, 有機反応のメカニズム, 三共出版, ISBN:478270481X
[参考書]
  1. 有機反応論, 三共出版, ISBN:4782705255
  2. 有機合成化学, 培風館, ISBN:4563040983
[講義項目]
  1-3  酸と塩基(誘起効果と共鳴効果) <BR>  4-5    求核置換反応 <BR>  6     求電子置換反応 <BR>  7-10   求電子付加反応 <BR>  11-12    求核付加反応 <BR>   12-13  脱離反応 <BR>  14-15 ラジカル反応
[教育方法]
  講義にクイズ形式の演習を多用し、内容を理解させる。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)