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授業科目名
担当教員
データベース
安藤 英俊
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263004 2 G 3 前期 III
[概要]
データベースシステムは今日の情報システムに必要不可欠な技術である。この授業では関係データベースを主に対象とし、データベースの基礎的な概念と理論、データベースの利用法とデータ設計などを学び、様々な情報システムで利用するための知識を習得する。<BR>カリキュラムの中での位置付け:<a href="http://www.cs.yamanashi.ac.jp/g/JABEE/curriculum/">Gコースのカリキュラム</a>
[具体的な達成目標]
・データベース管理システムに関する基礎知識を習得する。<BR>・関数従属性と正規化を理解し、データベースの論理設計ができる。<BR>・SQLで記述されたプログラムが理解でき、SQLによるプログラミングができる。<BR>・データベースを利用したプログラムの開発方法が理解できる。
[必要知識・準備]
データ構造とアルゴリズム、プログラミング
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 60  %SQLプログラムの理解、データベースの論理設計、データベースの現状と課題などの知識 
2試験:中間試験 40  %関係論理と関係操作、データベースの機能と特性、関数従属性などの基礎知識 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 速水 治夫 他, IT Text データベース, オーム社, ISBN:4274132544
[講義項目]
以下のような項目について順次解説する。<BR>1.データベースの歴史・種類<BR>2.関係論理と関係モデル<BR>3.データベースの論理設計、関数従属性<BR>4.データベースの物理設計、正規化<BR>5.関係モデルとSQLデータ、SQLの基本<BR>6.参照関係と参照制約、選択と射影<BR>7.副問合せ、結合の応用<BR>8.外部プログラムからの利用<BR>9.物理設計と高速化手法<BR>10.障害回復、トランザクション<BR>11.分散データベースと透過性<BR>12.データベースの将来
[教育方法]
中間試験までは講義により関係操作や正規化などのデータベースに関する基礎的事項を学習する。<BR>中間試験以降はSQLプログラミングを含む演習を加えてデータベースに直接触れることで理解を深める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(A)関係データベースを利用するための背景となる理論やSQL の使い方、データベースをアプリケーションから利用する方法を学ぶ。<BR>(C)基本的な用語に英単語が頻出するので、これらを十分に解説する。<BR>(D)データベースの現状と将来の方向性について学び、関連する知識を学習する能力を養成する。<BR>(G)-1 データベースをネットワーク経由で利用する方法を習得する。ネットワーク型分散データベースについて学ぶ。
[その他]
(未登録)