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授業科目名
担当教員
基礎生物学
奥田  徹
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
255361 2 AA,CP 1 後期 IV
[概要]
 近年の生物学を中心とした生命科学の進歩は著しいものがある。それに伴って生物学の成果は人間の生活にも大きく影響を与えるようになってきている。人類が現在当面している環境汚染・食糧危機などの諸問題を理解するためには生物学の知識は不可欠なものである。本講義は、生命の基本である生物を構成する成分とその働きについての基礎知識からスタートし、後半では遺伝子組換え技術などのホットな話題を交えながら、生物学の基礎的内容をわかり易く解説する。
[具体的な達成目標]
1. 細胞の基本的構造を理解する。<BR>2. 細胞を構成する成分の構造と役割を理解する。<BR>3. 遺伝子の構造、役割、利用法を理解する。<BR>4. 免疫や遺伝等の基礎的な部分を理解する。
[必要知識・準備]
 細胞構造、細胞構成成分、生命活動における物質とエネルギーの流れなどに関して高校生物の教科書レベルの基礎知識を予習しておくことが望まれる。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 50  %理解度、説明能力 
2試験:中間試験 50  %理解度、説明能力 
[教科書]
  1. 教科書:特に指定しないが、下記の参考書により学習を深めることを期待する。
[参考書]
  1. 基礎課程 生物学, 培風館, ISBN:4563077534
  2. 絵でわかる遺伝子とDNA, 日本実業出版社, ISBN:4534023014
  3. 目でみる生物学, 培風館, ISBN:4563077526
[講義項目]
 1.生命の単位:ウイルス、原核生物、真核生物<BR> 2.アミノ酸の化学と反応<BR> 3.ペプチドとタンパク質の構造と働き<BR> 4.単糖の化学と反応<BR> 5.オリゴ糖と多糖の構造とそれらの反応<BR> 6.生体内反応と酵素の働き<BR> 7.酵素の基質特異性と親和性<BR> 8.生体エネルギー<BR> 9.遺伝子(1)情報と遺伝<BR>10.遺伝子(2)複製とPCR技術<BR>11.遺伝子(3)タンパク質の合成<BR>12.神経とその機能<BR>13.ホルモンとフェロモン<BR>14.免疫<BR>15.最近の研究から
[教育方法]
板書を基本とし、必要な場合はPCなどを用いる。新聞の記事が理解できる程度を目指す。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)