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授業科目名
担当教員
基礎解析学
鈴木 智博
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
253025 2 F 2 後期 III
[概要]
情報処理技術者が身につけるべき解析学に関する必要最小限の素養として、微分方程式とラプラス変換の入門的な理論と計算技術を学習する。
[具体的な達成目標]
微分方程式の分野では、1階常微分方程式の初歩的な求積法、2階線形常微分方程式の基本定理と、定数係数の場合の一般解の求め方を理解する。<BR>ラプラス変換の定義と変換、逆変換の計算方法を学習し、常微分方程式の初期値問題に適用する。
[必要知識・準備]
微分積分学、線形代数学
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 60  %計算能力 
2試験:中間試験 30  %計算能力 
3小テスト/レポート課題 10  %計算能力 
[教科書]
  1. 特に定めない。
[参考書]
  1. 石村園子, すぐわかる微分方程式, 東京図書, ISBN:448900477X
  2. 石村園子, すぐわかるフーリエ解析, 東京図書, ISBN:4489004974
[講義項目]
1. 微分方程式序論<BR>2-4. 1階常微分方程式<BR>5-8. 2階線形常微分方程式<BR>9. 中間試験<BR>10,11. 微分演算子による微分方程式の解法<BR>12-15. Laplace変換による微分方程式の初期値問題の解法
[教育方法]
微分方程式の基礎的な諸概念の定義を理解させ、解法の解説を行なう。<BR>授業時間中に多くの演習問題を課すことにより、それらの解法の習熟を図る。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
自然現象や社会現象を先ず連続的な問題として解析し、数理モデルを構築した後、それらを何らかの形でコンピュータによる処理を行なう。<BR>これらの過程で、数学解析の手法が重要となる。情報処理技術に関連する数学解析的な思考力を涵養し、解析学の基礎的な理論と計算技術を体系的に学習する。
[その他]
(未登録)