授業科目名
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ミクロ経済学
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時間割番号
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182102
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担当教員名
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八束 厚生
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開講学期・曜日・時限
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後期・火・IV
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単位数
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2
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<対象学生>
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2〜4
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<授業の目的および概要>
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初級から中級までのミクロ経済学の理論を体系的に学習することを目的とする。<BR> 集中講義なので、講義・練習問題・練習問題についての解説を繰り返すことによって、一般的なミクロ経済学に関する問題についての理解を深めてゆく。<BR> ミクロ経済学は初歩の微積分のような数学的ツールを頻繁に使用するが、この授業は数学ではなく、あくまでも「ミクロ経済学」なので、数学(微積分)が苦手でも十分に理解ができるように基本から説明しながら授業を進めてゆく。
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<到達目標>
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(未登録)
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<授業の方法>
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講義・練習問題・討議(解説)を繰り返してゆく。授業時間以外の質問も電子メールにて受け付ける。おそらく受講生はそれほど多くないと思うので、授業中に困難を感じた点・感想等、どんなことでも知らせてほしい。
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<成績評価の方法>
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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経済理論というと「難しい」とか「現実とはなれている」と考えがちだが、本当は「理論的に事象を考えてゆく」事は現実には楽しい作業であるとも言える。食わず嫌いよりも、一度試してみよう。
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<テキスト>
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- 授業開始時にプリントを配布する。(3回に分けて配布。合計で30ページほど)
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<参考書>
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- ISBN:4492312587,
(プリントの内容は”Economic Theory”Nicolson,Oxford Pressからの抜粋。
興味がある方は、スティグリッツの「ミクロ経済学入門」のような教科書もお勧め。いずれにせよ参考書の購入は必要としない。)
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<授業計画の概要>
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1.イントロ<BR><BR> 経済学一般に対する基本的な知識(配布物)<BR><BR>2.最大化と数学的ツール<BR><BR> 微積分の経済学的な理解<BR><BR>3.限界効用と選択の理論<BR><BR> 水とダイヤモンドのパラドックス(価格と価値)<BR> 上級財・下級財(所得効果と代替効果)<BR> 需要(支払い意思)は、どのようにして求めるか。<BR><BR>4.需要曲線<BR><BR> 2種類の需要曲線、価格弾性等<BR><BR>5.生産と価格<BR><BR> 生産関数と供給曲線<BR> 長期供給と短期供給<BR><BR>6.競争と市場に対する支配力<BR><BR> 完全競争・独占・寡占<BR><BR>7.ゲームの理論<BR> <BR> 囚人のジレンマ、チキンゲーム等<BR> パレート最適、ナッシュの均衡<BR><BR>8.寡占市場に対するゲーム理論の応用<BR><BR>9.リスクおよび不確実性<BR><BR> 期待効用の理論<BR> マクシミニ戦略<BR><BR>10.市場の失敗と外部性<BR><BR>11.公共財と社会選択<BR><BR>12.まとめ
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