授業科目名	英米言語文化特殊講義Ａ
時間割番号	181093A
担当教員名	沢田　知香子
開講学期・曜日・時限	前期・月・III	単位数	2
＜対象学生＞
(未登録)
＜授業の目的および概要＞
英国の現代作家ミュリエル・スパークの短篇を読み、様々な角度からフィクションを考察する能力を養う。
＜到達目標＞
英語で書かれた現代のフィクションを読む技術に習熟すること。テキスト精読によって、フィクションという形で提起される文化的 / 歴史的 / 社会的 / 政治的な様々な問題を見つけだし、論理的に検討することができる。
＜授業の方法＞
演習形式。数ページごとに担当を決め、担当者は必要に応じて訳し、また、自分の意見を発表する。重要、あるいは難解な点に適宜解説を加えるとともに、担当者によって提示されたトピックをスプリング・ボードとしてクラス全体での議論も行う。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート課題  50  % 学期末レポートの体裁と内容をみる  2 平常点／出席点  25  % 予習状況と理解度  3 発表／表現等  25  % 正確な理解と発表内容の論理性や独自性
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
短篇集の中から“The Go-Away Bird”を最初に読みます。簡潔で美しい英語ですからきっちりと読んでください。また、様々な興味深いテーマをこの物語の中に見つけだしてほしいと思います。
＜テキスト＞
Muriel Spark, The Complete Short Stories
＜参考書＞
(未登録)
＜授業計画の概要＞
第1週　イントロダクション<BR>第2?5週　 “The Go-Away Bird”の1章を読む。<BR>第6?7週　“The Go-Away Bird”の2章を読む。<BR>第8週　“The Go-Away Bird”の3章を読む。<BR>第9週　“The Go-Away Bird”についてディスカッション。<BR>第10?12週　 “The Portobello Road”（進度により変更の可能性有り）を読む。<BR>第13週　スパークの短篇とそのトピックについてディスカッション。<BR>第14週　総括