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授業科目名  スポーツバイオメカニクス
時間割番号 172020
担当教員名 植屋 清見
開講学期・曜日・時限 前期・水・I 単位数 2
<対象学生>
生涯学習過程スポーツ健康科学コース3年次生
<授業の目的および概要>
各種身体運動をバイオメカニクスの観点から論ずる。バイオメカニクスとは身体運動のメカニズムを生理学的、解剖学的、力学的に解明する科学である。その科学を体育指導、スポーツ指導という分野に導入するための理論、原理、実験方法等を教授する。<BR>併せて、スポーツ科学の視点からの筋収縮論、練習・トレーニング論、競技力向上の原理等も教授する。
<到達目標>
1.バイオメカニクスの理解<BR>2.バイオメカニクス体育・スポーツへの応用<BR>3.バイオメカニクスの基礎としての力学・生理学・解剖学の理解<BR>4.「うまい・下手」の原理およびその指導の原理<BR>5.バイオメカニクスの各種実験測定法の理解
<授業の方法>
基本的には講義形式で行われるが、必要に応じた実験的、演習的な授業として行われることもある。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 70  %総合的な知識の評価 
2小テスト/レポート課題 10  %課せられた課題へのレポート 
3平常点/出席点 20  %(無断)欠席としての減点法 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
将来、スポーツの指導者になったときの指導に活かせる「バイオメカにクス」を習得してもらいたい。バイオメカにクスとは身体運動のメカニズムを生理学的に解剖学的に、力学的に解明する科学である。その科学を如何にスポーツ指導の場(スポーツ科学的指導)に活かすかに貪欲であって欲しい。また、後期の「身体運動学実験」の受講への意欲を喚起する科目であることの意欲を持って欲しい。
<テキスト>
  1. ISBN:4764410796,
    (金子公著「改訂スポ−ツバイオメカニックス入門』(杏林書院)他 授業中に適宜指示する。)
<参考書>
  1. 授業中に適宜指示する。
<授業計画の概要>
1バイオメカにクス概論<その概念、その定義、その応用領域等><BR>2運動方法学概論<その概念、その定義、その領域等><BR>3バイオメカニクスの基礎としての力学<運動と重心、ニュートンの法則、角運動量保 存の法則等>、生理学<筋収縮論他>、解剖学<てこの原理等><BR>4バイオメカニクスをどのように活かすか<学校体育、競技スポーツ、人間工学、リハ ビリテーションへ、日常生活等<BR>5学校体育に資するバイオメカニクス論<定性的解析による体育指導等><BR>6P-C∫E(M)論<BR>7競技スポーツに資するバイオメカにクス論<科学的練習法及びトレーニング法><BR>8体育・スポーツにおける技術・技能論<技術・技能とは?技術の技能化とは?等><BR>9バイオメカニクスの実験測定法<VTR撮影、コンピューター解析、Force-Plate 等><BR>10幾つかの実験<身体重心の位置、角運動量保存の法則、各種運動のビデオ撮影等><BR>11まとめ<BR>12試験