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授業科目名  体力診断理論
時間割番号 172014
担当教員名 福永  茂
開講学期・曜日・時限 前期・木・IV 単位数 2
<対象学生>
生涯学習課程スポーツ健康科学コース
<授業の目的および概要>
「体力とはなんぞや」から始まり、体力を構成するであろうと予想される形態と機能について、その測定を行う。測定の原理と測定方法に熟達したなら、得られたデータを記述統計法を用いて整理する。次いで、推測統計学を用いて、体力に関わる様々なデータについて、評価・診断を行う。
<到達目標>
?多くある体力の定義を集めると共に,自分自身の定義を創る<BR>?体力を診断するための統計法の一部を身に付ける
<授業の方法>
グループ討議・測定演習・コンピュータによるデータ処理実習・作図・作表・リポート<BR>個人作業・グループ作業<BR>一斉講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 80  %「体力の定義」と「統計処理」のレポートを評価する 
2平常点/出席点 20  %全授業数の75%kの出席を要求する 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
四月に行われる健康診断のデータと、保健体育の授業時に実施するスポーツテストのデータが必要。<BR>オフィスアワーは毎週木曜日?時限
<テキスト>
  1. Excelによる健康・スポーツ科学のためのデータ解析入門, 大修館書店, ISBN:4469264679,
    (2415円)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
 1.身近で「体力がある」と思われる人を例として挙げ、比較検討する。<BR> 2.「体力がある」とはどういうことか。個人の意見・グループ討議・全体討議<BR> 3.先人の唱えた「体力の定義」を調べ、比較検討する。<BR> 4.形態測定の原理と測定方法及び実習<BR> 5.データ整理・ヒストグラム・作表と作図<BR> 6.代表値の意味と各種代表値の算出(平均・最頻値・中央値・幾何平均・調和平均)<BR> 7.散布度の意味と各種散布度の算出(範囲・偏差・平均偏差・分散・標準偏差)<BR> 8.二変量の関係(相関と回帰)<BR> 9.形態とスポーツテスト成績との関係分析<BR>10.集団の比較として、平均値の差の検定(T検定・分散分析)<BR>11.評価法(Zスコア・Tスコア・三段階評価・五段階評価)<BR>12.バッテリーテスト<BR>13.体力の定義(自分自身の)<BR>14.自分の専門種目における体力テストの作成<BR>15.体力テストの検証