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授業科目名  舞踊概論
時間割番号 163219
担当教員名 木村 はるみ
開講学期・曜日・時限 後期・火・I 単位数 2
<対象学生>
舞踊文化に興味を持つ学生
<授業の目的および概要>
古今東西に存在する舞踊文化について、そのジャンルと運動形態を理解するとともに歴史的な流れを調べ、芸術・教育・治療へと発展している現状を知り、自分自身の実践に活かせるようになることを目的とする。具体的には西洋における、バレエやモダン・ダンスの発展や現状、日本の古典芸能の発生や継承・保存についての理解を深め、舞踊文化の教材化について考える。
<到達目標>
舞踊文化に対する歴史人類学的態度を学ぶ。自ら調査・研究する態度を学ぶ。異文化に対する平等な視点と自国の文化の理解。無形文化財への畏敬と保存継承の意味を理解する。
<授業の方法>
ビデオなどの視聴覚教材を使いながら、現在の舞踊教育について、理論的側面から学ぶ。世界や日本の文化としての舞踊、ダンスについて知識を広める。無形文化財の保存について意識を高める。舞踊譜の読み書きを学ぶ。教材化のあり方を考える。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 50  %研究調査の態度・深い思考による考察 
2平常点/出席点 50  %ディスカッションにおける積極性・考える力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業の場所が内容によって教室変更になる事があります。掲示に注意してください。
<テキスト>
  1. 特になし。
<参考書>
  1. 松本千代栄・川口千代, 舞踊の教育学
  2. わが生涯, ISBN:4572007098
  3. 手記, ISBN:4403230571
  4. 西洋舞踊・バレエ・モダンダンスについての歴史書
  5. 日本の古典芸能(神楽・雅楽・能・狂言・茶/花/香・舞踊・歌舞伎・寄席), ISBN:図書館にあります
<授業計画の概要>
オリエンテーション<BR><BR>世界の舞踊文化<BR><BR>日本の舞踊文化<BR><BR>芸能の発生と起源<BR><BR>歴史人類学的視点から舞踊文化を考える<BR><BR>ユネスコの人類の無形文化遺産登録制度について