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授業科目名  合奏法I
時間割番号 162861
担当教員名 荒川 恒子
開講学期・曜日・時限 前期・火・IV 単位数 1
<対象学生>
学校教育課程音楽教育専修
<授業の目的および概要>
履修生が演奏できる楽器および歌唱に加えて、小、中学校の音楽の授業に必須のリコーダーを用いて合奏を行う。したがってレパートリーの中心はルネサンス、バロック時代の音楽と現代作品である。実習しながら楽曲の内容、様式への理解を深めてほしい。また音程の合わせ方、タイミングの取り方、音色の混ぜ方等が編成により異なる点を実感してほしい。
<到達目標>
音楽をするということがどのような行為であるのか、音楽表現とはどのような手段をもってなすのか、アンサンブルの難しさや面白さを実感する出発点を見出す。
<授業の方法>
前もって課題を与える。履修者同士で担当する声部や楽器を選択、分担し合奏練習をする。授業においては、練習してきた演奏内容に対してコメントを与え、必要な注意を喚起する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1平常点/出席点 70  %練習をして、遅刻、欠席せずに出席する。 
2発表/表現等 30  %日頃の成果を、一層良い形に整える。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
譜面台等、合奏に必要なものを定刻までに準備すること。必ず練習してから授業に臨むこと。前もって届け出をしないで欠席してはならない。楽曲は程度にあわせて、その都度配布する。楽器を弾くに留まらず、その内容を理解するために、たえず音楽辞典や音楽史の本を参照すること。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.アルト・リコーダーへの知識を深める<BR>2.リコーダーの演奏法実践(特に中音域の出し方)<BR>3.アーティキュレーションとは(リコーダーでの可能性)<BR>4.高音域の発音上の問題について(簡単な楽曲演奏)<BR>5.低音域の発音上の問題について(簡単な楽曲演奏)<BR>6.学習内容の復習と問題点の確認<BR>7.より技術の高度な楽曲への挑戦<BR>8. ルネサンス時代の舞曲を例として<BR>9.リコーダーと他の楽器の組み合わせ(チェンバロ等)<BR>10.バロック時代の楽曲を例として<BR>11. ルネサンス、バロック時代の音楽様式と美学について<BR>12. リコーダーのレパートリーの紹介<BR>13. リコーダーという楽器の特色の再確認<BR>14. リコーダーとそれ以外の楽器との組み合わせ<BR>15. 総括