授業科目名
|
地学特論
|
時間割番号
|
162729
|
担当教員名
|
石井 輝秋
|
開講学期・曜日・時限
|
集中・(未登録)・(未登録)
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
理系の1-3年生
|
<授業の目的および概要>
|
海洋科学を含む地球科学は、科学的重要さ、科学的ロマンの豊富さの割には、 <BR>日本では欧米等に比べ馴染が薄く、研究者の層も限られている。研究現場で得 <BR>られた生の情報を題材にして、海洋底地球科学の基礎を理解してもらう。 <BR>具体的題材としては、フィリピン海に見られる、海底火山活動、熱冷湧水<BR>活動、の紹介に加え、日本鰻の回遊と海底地質・プレート運動の関係に<BR>ふれる。
|
<到達目標>
|
海洋底地球科学の基礎の理解
|
<授業の方法>
|
講義と海洋観測船の見学・実習
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 小テスト/レポート課題 | 40 % | 授業の理解力 | 2 | 平常点/出席点 | 30 % | 出席重視 | 3 | その他 | 30 % | 海洋観測船の実習を含めて総合評価 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
日本の陸上地質の70%以上は、前弧域を含む海洋底由来の物質から構成 <BR>されていると言っても、過言ではない。陸上の地質は過去の地質過程の集積、つまり <BR>現在の海洋底地質過程の集積として理解できる。陸上地質の理解にも、海洋底地球科 <BR>学の理解が不可欠であるという認識が芽生えてくれる事を期待する。
|
<テキスト>
|
(未登録)
|
<参考書>
|
(未登録)
|
<授業計画の概要>
|
1.海洋科学を含む地球科学のガイダンス<BR>2.海洋科学の重要性と必要性<BR>3.海洋のロマンと豊富な資源 <BR>4.海洋科学に対する日本と欧米等の比較<BR>5.海洋科学分野の研究史概要<BR>6.海洋底地球科学の基礎<BR>7.海底火山活動、熱冷湧水活動<BR>8.フィリピン海に見られる地球発達史<BR>9.プレート運動の科学 <BR>10.海底地質と日本鰻の回遊環境<BR>11.海洋調査船の構造<BR>12.海洋調査船内の見学と実習<BR>13.海底から得られた試料の観察<BR>14.海底試料と機器分析法
|