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授業科目名  数学教育学習論
時間割番号 162543 B
担当教員名 中村 享史
開講学期・曜日・時限 前期・水・I 単位数 2
<対象学生>
学校教育課程3年生
<授業の目的および概要>
知の営みとしての子供の学習に焦点を当てて概説するとともに、子供の素朴な考えを再構成したり変容する学習方法についても具体的に考究する。その際、子供の学習の支援者としての教師が果たす役割についても論じる。
<到達目標>
子どもの学習の様相を知る。
<授業の方法>
算数・数学の授業のビデオについて授業記録、プロトコールを詳しく記述する。<BR>教育実習などで行った算数・数学の授業のビデオを見ながら、授業の様相や子供の思考について話し合う。<BR>授業者としての自分と観察者としての自分の考えを峻別する。<BR>子供のノート記述を詳しく分析する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 30  %分析力 
2平常点/出席点 40  %質問力 
3発表/表現等 30  %表現力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 杉山吉茂, 力がつく算数科教材研究法, 明治図書, ISBN:4185470045
  2. 日本数学教育学会, 算数教育指導用語辞典, 教育出版, ISBN:4316800485
  3. 中原忠男, 算数・数学科重要用語300の基礎知識, 明治図書, ISBN:4185007183
<参考書>
  1. 授業の中で紹介する
<授業計画の概要>
1.教材について<BR>2.「力がつく算数科教材研究法」を読み、内容を理解する.<BR>3.公理的方法による教材研究の実際を行う<BR>4.授業について<BR>5.算数・数学の授業ビデオから詳しいプロトコールを書く.<BR>6.プロトコール分析によって子供の思考の様相を知る.