授業科目名	数学科教育学演習
時間割番号	162542 B
担当教員名	中村　享史
開講学期・曜日・時限	前期・火・III	単位数	2
＜対象学生＞
学校教育課程２・３年
＜授業の目的および概要＞
教材分析の視点とその方法について具体的事例を通して考究する。また、実際の授業展開における教材構成と教師の役割についても取り上げる。
＜到達目標＞
教材分析の視点を身につける。研究の手法を知る。
＜授業の方法＞
日本数学教育学会誌を読みながら論文の要約・考察を行う．
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート課題  40  % 要約力  2 平常点／出席点  40  % 質問力  3 発表／表現等  20  % 表現力
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
自分の考えを積極的に述べてほしい
＜テキスト＞
日本数学教育学会, 算数教育指導用語辞典, 教育出版, ISBN:4316800485 中原忠男, 算数・数学科重要用語300の基礎知識, 明治図書, ISBN:4185007183
＜参考書＞
文章題の解決過程における絵の役割, 日本数学教育学会誌　第72巻　第12号1990, ISBN:雑誌 文字の導入授業の一考察, 日本数学教育学会誌　第75巻　第10号　1993, ISBN:雑誌 「数学第二類」における空間図形教材に関する一考察, 日本数学教育学会誌　第80巻　第７号　1998　　, ISBN:雑誌
＜授業計画の概要＞
１．学会誌論文の選定<BR>２．初等数学科教育に関わる論文の要約、考察<BR>３．子供の認識を中心とした論文<BR>４．中等数学科教育に関わる論文の要約、考察<BR>５．内容、方法を中心とした論文<BR>６．歴史的な考察を中心とした論文<BR>７．論文を批判的に読む<BR>８．数学教育における論争を調べる<BR>９．数学教育の研究手法