授業科目名
|
確率・統計学II
|
時間割番号
|
162462
|
担当教員名
|
中村 宗敬
|
開講学期・曜日・時限
|
後期・火・VI
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
数理情報コース 2 年
|
<授業の目的および概要>
|
確率論で学んだ事項を基礎にして、その応用を考察する。特に統計学の重要な手法である未知のパラメータを推定と検定についてくわしく学ぶ。実際に数値データを処理していかなることが読み取れるかを調べる。またその数学的理論づけについても確認する。
|
<到達目標>
|
(1) 具体例について推定および検定を行うことができる。<BR>(2) 推定および検定の確率論的背景を理解できる。
|
<授業の方法>
|
主に講義による。適宜演習の時間を設ける。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 小テスト/レポート課題 | 80 % | 日常的自発的勉学努力,論理的思考能力,文章表現力 | 2 | 平常点/出席点 | 20 % | 授業理解力 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
1年で学んだ微分積分学、線形代数学を頻繁に用いるので、適宜復習をすることが必要。
|
<テキスト>
|
- 概説 確率統計, サイエンス社, ISBN:4781909302
|
<参考書>
|
- 授業時に適宜指示する。
|
<授業計画の概要>
|
次にしたがって授業を進める予定である。<BR> (1) サンプリング<BR> (2) 正規分布から生じる分布 --- chi^2 分布、F 分布、t 分布 ----<BR> (3) 母平均、母比率の推定<BR> (4) 検定<BR> (a) 母平均,母比率の検定<BR> (b) 母分散の検定<BR> (c) 差の検定<BR> (5) 点推定<BR> (6) 多次元正規分布と chi^2 分布、F 分布、t 分布 の厳密な導出
|