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授業科目名  微分積分学I
時間割番号 162441
担当教員名 鈴木 俊夫
開講学期・曜日・時限 前期・木・I 単位数 2
<対象学生>
数学教育・数理情報
<授業の目的および概要>
目的:数学の基礎である数及び関数についての記号・用語の意味が理解できること、その結果として微分・積分・極限の基本的な事項の計算ができる様になることを目的とする。合わせて、学びがすすむ中で用語の概念が広がりを持ち他の概念とのかかわりがわかるようになることを経験することも目標とする。<BR>概要:数の概念、1変数の関数の極限、微分、積分の定義と計算法
<到達目標>
基礎的な数学の記号を理解し、用いることができる。<BR>実数の概念を理解する。<BR>関数の概念を理解する。<BR>微分、積分の計算が出来る。
<授業の方法>
講義を中心とするが、時には演習の時間も設ける。<BR>毎回始めの15分程度の小テストを行い前回の復習、計算力の確認をする。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 60  %到達目標に達しているか 
2小テスト/レポート課題 20  %復習をしているか 
3平常点/出席点 20  %出席して 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
教科書は講義で扱う事柄よりも量・内容ともにたくさん書かれているものを用います。講義はそれだけでわかる話をしますが、聞き漏らしたことを復習したり、関連した内容を更に進めて学びたい時にも利用できるようにするためです。<BR>数学は言葉の学問という面もありますから最初の段階では「数学に浸る」時間がたくさん持てると「数学語」が自然にわかるようになることにもつながります。自分で教科書に目を通し、講義に出て耳から聞くなど、数学を接する時間を多くとるつもりで学んでください。
<テキスト>
  1. 黒川, 微分積分学, 学術図書, ISBN:4873611342
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.数の話。様々な”**”数と名前がつけられている数についての定義の確認。<BR>2.数学の証明とは。極限の計算の規則。<BR>3.関数の基本的な性質・定理と逆関数。<BR>4.初等関数:多項式、有理式、三角関数、指数関数。対数関数。<BR>5.微分の定義と微分の方法。<BR>6.Taylorの定理とTaylor展開<BR>7.微分の応用。<BR>8.積分の定義と基本的な性質。<BR>9.積分の計算。<BR>10.積分の応用。