山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名  離散数学
時間割番号 162404
担当教員名 中井 喜信
開講学期・曜日・時限 前期・金・II 単位数 2
<対象学生>
数学教育専修生は2−3年次、数理情報コース生は2年次
<授業の目的および概要>
数論の合同の概念・p-進数、(有限)群論、有限体論、数の幾何、Bool代数、等、離散的な概念に関し、種々、見てゆき、連続的なものの中に埋め込まれた離散的なものの把握について、種々考察し、また、実例を見る。また、暗号理論などに現れる数論、群環体論、代数曲線論等の応用面も見る。
<到達目標>
第1章の同値関係・順序関係、第3章の整数論、第4章4.3のBoole代数
<授業の方法>
講義、問題の解説、練習問題。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 90  %理解力をみる。 
2小テスト/レポート課題 1  %時々こういうこともするが、点の配分などはしない。 
3平常点/出席点 9  %無用な出席者は断る。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
Office-hour (月曜2時限目)の代わりに、中井研究室K2 1 6 の戸にメモを貼ることで、質問・相談の連絡をとるのが、便利。レポートは、ある定理を課題にすると、定理の文だけを丸写しして出す人が多いが、数学のレポートは、その証明も自分で理解して自分の言葉で書き、中の定義が分からなければその定義も調べ、引用した補題があればその証明も調べる等までしないと十分とは言えない。
<テキスト>
  1. 野崎昭弘, 離散系の数学 コンピュータサイエンス大学講座10, 近代科学社, ISBN:4764900602,
    (1章・3章・4ー3章を説明する。集合と写像を受講済のこと。)
<参考書>
  1. 藤原良・神保雅一, 符号と暗号の数理, 共立出版, ISBN:4320026616,
    (適宜、授業中に示唆する。以前、使用した。教科書の本と一長一短あり。)
<授業計画の概要>
授業の目的・概要参照