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授業科目名  地理学実験
時間割番号 162229
担当教員名 尾藤 章雄/加藤  一
開講学期・曜日・時限 前期・火・II 単位数 1
<対象学生>
学校教育課程およびソフトサイエンス課程環境科学コース
<授業の目的および概要>
地域に係わる各種統計資料を用いて地域の分析を行う際に必要な、基礎的な各種の手法について概説する。相関、回帰分析、主成分分析、クラスター分析などの多変量解析法を中心とする。
<到達目標>
統計解析ソフトを用いて各種の分析を行い、その結果について適切な解釈ができるようになる。
<授業の方法>
電卓を使う簡単な計算からパソコンを用いた統計計算までを平易に解説する。高校までの数学の知識で十分対応できる内容である。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 40  %各種の分析方法を組み合わせた地域分析の習熟度を評価する。 
2小テスト/レポート課題 40  %個々の分析方法の理解度を評価する。 
3平常点/出席点 20  %出席状況を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
地域を客観的に把握する手段としてよく利用される重要な分析方法だけを選択して、統計学などの数学的な基礎のない初心者向けにわかりやすい実習を行う。電卓やパソコンについては大学の設備を利用することもできるが、個人で所有している機器を必要に応じて利用することもできる。
<テキスト>
  1. 村山祐司, 地域分析, 古今書院, ISBN:4772218076,
    (この教科書は予定であり、あらかじめ購入する必要はない。必要に応じて講義時間に指示する。)

  2. 石村貞夫, SPSSによる多変量データ解析の手順, 東京図書, ISBN:4489006179,
    (この教科書は予定であり、あらかじめ購入する必要はない。必要に応じて講義時間に指示する。)

  3. 阿部圭司, EXCELで学ぶ回帰分析, ナツメ社, ISBN:4816337547,
    (この教科書は予定であり、あらかじめ購入する必要はない。必要に応じて講義時間に指示する。)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1回 ガイダンス<BR>2−5回 相関分析、回帰分析<BR>6−8回 重回帰分析<BR>9−11回 主成分分析<BR>12−14回 クラスター分析<BR>15回 試験