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授業科目名  東洋史概説
時間割番号 162204
担当教員名 金子 修一
開講学期・曜日・時限 後期・月・I 単位数 2
<対象学生>
1〜4年次生
<授業の目的および概要>
中国の歴史について,殷周時代以降の主な歩みを明らかにする。社会の変化を重視し,その原動力について重点を置いて述べる。
<到達目標>
二千年間に亘って皇帝による支配の続いたことが、中国史の大きな特徴である。本講義では、中国史の理解に必須の皇帝支配の形成過程について理解を深めたい。
<授業の方法>
講義により、適宜史料を配布する。教科書の主要部分を読みながら進めていくので、事前に必ず眼を通しておくこと。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 50  %授業で最も重点を置いて講義した内容について、どの程度理解したかを評価する。 
2平常点/出席点 50  %出席の回数、授業中に集中して聞いていたかどうかを評価して判断する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
適宜教科書を読みながら授業を進めていくので、授業の前に教科書には必ず眼を通しておいてください。
<テキスト>
  1. 尾形勇・岸本美緒(編), 「世界各国史3中国史」, 山川出版社, ISBN:4634413302
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
以下の項目を十数回に分けて講義する。<BR>中国の気候風土と歴史<BR>中国の新石器時代<BR>殷周王朝の特色<BR>周の東遷<BR>春秋時代<BR>戦国時代<BR>春秋戦国時代の社会の変化<BR>秦による中国の統一と皇帝制の出現<BR>前漢時代の推移<BR>前漢末期の政治と社会<BR>後漢時代の特色<BR>三国時代の到来<BR>豪族から貴族へ