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授業科目名  国語学演習IIA
時間割番号 162005A
担当教員名 長谷川 千秋
開講学期・曜日・時限 後期・月・III 単位数 2
<対象学生>
2,3年
<授業の目的および概要>
日常の中でつい口にしてしまう(もしくは耳にする)問題があるとされる敬語表現について、その問題点と特性について考察する。受講生自身が課題に取り組むことで、ことばの研究のために必要な研究方法の基本と、効果的なプレゼンテーションの仕方について学ぶ。なお、現代日本語が考察の対象となるが、考察をより深めるため、近世以前の文献を参照することがある。
<到達目標>
1.日本語の身近な表現について問題意識をもつことができ、それに対する解釈ができるようになること。<BR>2.新たに提言された敬語の五分類について、その内容を説明したり、問題点を指摘できるようになること。
<授業の方法>
講義と受講者による課題発表
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 50  %期末レポートによる 
2発表/表現等 50  %演習発表と質疑応答による 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
自分の考えを相手にわかりやすく伝えるにはどうすればよいのだろうか。ことばの研究を通して説得力のある口頭発表の仕方を考察したい。受講生の積極的な授業参加を期待する。
<テキスト>
  1. 北原保雄 編, 続弾!問題な日本語, 大修館書店, ISBN:4469221724
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
数回にわたって講義をした後、各自の課題について演習発表を行う。詳細は、授業時間内に指示する。