授業科目名
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学校教育相談論
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時間割番号
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160471
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担当教員名
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鳥海 順子
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開講学期・曜日・時限
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前期・木・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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1〜4年生、科目履修生
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<授業の目的および概要>
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学校教育相談は学校生活の中で、すべての児童・生徒を対象とし、すべての教師が行うカウンセリング的な態度を基礎とした教育活動です。近年増加している不登校児童・生徒に対しては特にこのカウンセリング的な関わりが求められています。この授業では カウンセリング的態度の基礎について学習します。さらに児童・生徒を理解するために、他者理解の方法について授業を通して体験します。
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<到達目標>
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教師としてカウンセリングの基礎的知識を習得すること。カウンセリング・マインドの必要性について気づき、児童生徒に関する諸問題に対する対処方法を考える方法を習得すること。
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<授業の方法>
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基本的には講義形式ですが、他者理解のためのグループワークを取り入れます。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:定期試験 | 70 % | カウンセリングについての基礎知識を習得できたか。児童生徒の諸問題について自分なりに考察できたか。 | 2 | 小テスト/レポート課題 | 15 % | 他者理解について自分自身の考えをまとめることができたか。 | 3 | 平常点/出席点 | 15 % | 積極的に授業に参加したか。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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受講生である学生とともに授業を創り上げていきたいので、受講生の積極的参加と行動力に期待しています。<BR>*オフィスアワーは木曜日3時限目に実施しています。
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<テキスト>
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- 学校カウンセリング入門, 東洋館出版, ISBN:4491022275
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<参考書>
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- キレる子、キレない子, 大槻書店, ISBN:4272411047
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<授業計画の概要>
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1.学校教育相談論とは:学校教育相談の歴史と特徴<BR>2.カウンセリングの基礎(1):カウンセリングの基礎理論(1)<BR>3.カウンセリングの基礎(2):カウンセリングの基礎理論(2)<BR>4.教育とカウンセリング:教育の中での位置づけ<BR>5.カウンセリング的態度の基礎(1):カウンセリング的態度の意味<BR>6.カウンセリング的態度の基礎(2):カウンセリング的態度の要素<BR>7.児童・生徒の理解(1):児童・生徒を理解する事の意味<BR>8.児童・生徒の理解(2):児童・生徒を理解する方法<BR>9.児童・生徒の理解(3):児童・生徒を理解する方法<BR>10.教育相談の方法(1):面接の方法<BR>11.教育相談の方法(2):教育相談の留意点<BR>12.学校教育相談の問題と課題
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