授業科目名
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保育実践演習IV
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時間割番号
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160461
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担当教員名
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木村 研
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開講学期・曜日・時限
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集中・(未登録)・(未登録)
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単位数
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1
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<対象学生>
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幼稚園教諭免許取得を予定している学生
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<授業の目的および概要>
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実践的に使って遊べるおもちゃづくり、絵本づくりを学ぶ。<BR>?おもちゃは、こどもが生きる力をつける道具です。生きる力をつける道具を作り、こどもたちの力をつけること。<BR>?絵本もおもちゃと同じです。市販の絵本ではなく、保育の目的、とくにこどもによりそった絵本を考える。<BR>?作らせることも大切だが、子どもたちが自ら作りたくなるおもちゃ、遊びたくなる使い方を実践で学んでほしい。<BR>?こどもたちの心を豊かに育てるための絵本作り、こどもたちと作るかんたん絵本の実践を学んで、現場で使える絵本の作成もしてほしい。
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<到達目標>
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おもちゃに関しては、楽しい、面白いということがわかってくれるだけでかまいません。知識としておもちゃを覚えると、同じに教えたり作らせたりしようとするので、作ることだけを目的にしてしまいます。つまり学校の教材です。それではたいせつな心が育ちません。作りたくなるような物、繰り返し作りたくなることを大切にしたいと思いますから、遊び方、使い方そのものを考えてほしいと思います。<BR>絵本も基本的には同じです。作って終わりではなく、そこから始まることを考え、学んでほしいと思います。つまり、ごっこ遊びにつながったり、おもちゃ作りにつながるようにしたいと思います。
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<授業の方法>
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実技指導を中心とします。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 平常点/出席点 | 50 % | 出席し、実際におもちゃ・絵本を作り、遊ぶことを重視します。 | 2 | 発表/表現等 | 50 % | 作って遊んだこと、絵本であれば完成させたことで評価します。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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学ぼうとしなくて大丈夫です。学びたくなるような授業ができるかがボクの課題です。そこから自分がこどもたちにどうしようかを考えてくれればいいわけですから、楽しんでもらえればいいです。<BR>現場に出て、こどもたちに実践したときの感想、発見、学んだことを、後日報告してもらえたらうれしいです。絵本は、どんな絵本ができるかわかりませんが、こどもたちに読み聞かせをしてもらってもいいですね。
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<テキスト>
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- 当日指定します
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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二日間の集中講義で、実技指導なので、状況に合わせて授業を進める。<BR>主としておもちゃ作りと絵本作りの二つの課題に沿って進める。<BR>おもちゃに関しては、材料をそろえるところから考える。素材から考えたり、目的から考えるなどして、おもちゃを作り、遊ぶ。子どもができるように、教え方を考えながら作る。子どもの年齢などを考慮に入れて、応用させたおもちゃ作りも行う。さらに、新しいおもちゃの創造もねらう。<BR>手づくり絵本は、かんたん絵本、アイデア絵本、遊べる絵本など、簡単にできる手法を学び、想像力を高めながらオリジナルの絵本を作る。時間の関係で製本する絵本までは無理だが、現場に立って使えるものを作る。希望によっては、お話づくりから、製本した絵本づくりもやる。
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