授業科目名
|
情報科教育法I
|
時間割番号
|
160436
|
担当教員名
|
清水 紀久雄
|
開講学期・曜日・時限
|
後期・金・V
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
3年次生
|
<授業の目的および概要>
|
本講座は、普通教科「情報」及び専門教科「情報」を実際に担当する際に、情報科の目標を達成させるよりよい授業ができるようにするためのものである。そのために、普通教科「情報」及び専門教科「情報」の学習指導要領の構成と内容及び取り扱いを解説する。それぞれの内容を踏まえたうえで、教材開発や指導方法及び評価などの研究を深めて、模擬授業の指導計画を立案して演習を実施する。このことを通して、情報科教員としての実践力を養成することが目的である。
|
<到達目標>
|
普通教科「情報」の目標、構成、内容及びその取り扱いについて理解する。<BR>専門教科「情報」の目標、構成について理解する。<BR>普通教科「情報」に関する教材、指導方法、評価について理解する。<BR>普通教科「情報」に関する学習指導計画を立案し、授業を実践する基礎的な力を身に付ける。
|
<授業の方法>
|
課題に対する協働作業や研究による主体的な学習を行い、その成果を発表したり模擬授業を行うことにより、情報科教員としての実践力を育成する。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 小テスト/レポート課題 | 35 % | 授業理解力、情報収集・整理力、論理的思考・判断力、課題解決力、表現力 | 2 | 平常点/出席点 | 30 % | 関心・意欲・態度、日常的勉学努力、協働作業力、知的好奇心と探求力 | 3 | 発表/表現等 | 35 % | 論理的思考・判断力、課題解決力、発表・表現力、授業理解力 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
情報の各分野について、正しく本質を理解していることが求められる。その基礎のうえに、教育分野について興味関心を持ち、自ら学習するように心掛ける。
|
<テキスト>
|
- 「高等学校学習指導要領解説情報編」文部省職業教育課・高等学校課編集, 開隆堂出版, ISBN:4304040758,
(講義資料配付)
|
<参考書>
|
- 「情報科教育法」, オーム社, ISBN:4274079228
- 「情報科教育法」, 丸善, ISBN:4621070185
- 「普通教科情報の授業はこう創る」, 学事出版, ISBN:4761907703
|
<授業計画の概要>
|
1.情報科とは<BR>2.情報教育の目的と目標、小中学校の情報教育<BR>3.普通教科「情報」の構成<BR>4.普通教科「情報」の内容<BR>5.専門教科「情報」の新設の趣旨と目標<BR>6.専門教科「情報」の構成と内容<BR>7.教材開発方法<BR>8.指導計画と実習の位置づけ<BR>9.座学の指導方法<BR>10.課題演習の指導法<BR>11.評価法<BR>12.指導計画・指導案・教材の作成<BR>13.模擬授業演習<BR>14.模擬授業演習
|