授業科目名
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児童期心理学
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時間割番号
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160201
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担当教員名
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進藤 聡彦
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開講学期・曜日・時限
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後期・月・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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学校教育課程1年生〜4年生
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<授業の目的および概要>
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生涯発達の視点から児童期を捉え、主要な発達理論にも触れながら、その心理的特徴や発達の過程について、社会性、知性などの面から明らかにしていく。また、現実の教育場面を視野に入れながら児童期の心理に応じた小学校や家庭での教育方法のあり方について具体的に検討する。
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<到達目標>
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(1)環境要因としての学校教育が発達に及ぼす影響について論理的・理論的に説明できる。<BR>(2)社会性の発達のプロセスとメカニズムを説明できる。<BR>(3)教科の学習に関わって理解のメカニズムを説明できる。<BR>(4)児童の問題行動の発生メカニズムについて説明できる。
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<授業の方法>
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講義形式であるが、ビデオなどを多用し、また受講者の意見等を開示してもらう機会を設定するつもりである。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート課題 | 80 % | 授業内容をいかに自分のものとして消化できているかという観点から評価する。 | 2 | 平常点/出席点 | 20 % | 出れば児童期の心理について何か考えてもらえるだろうと思い、出欠をとる。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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発達のメカニズムや教育の機能について自分なりの考え方をもってもらえることを目指して授業を進める。
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<テキスト>
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- 授業中に配付する資料に基づいて授業を進める。
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<参考書>
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- 授業中に読みやすく、入手しやすい図書を随時紹介する。
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<授業計画の概要>
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1.ライフサイクルの中の児童期の位置づけ<BR>2.発達を規定する内因と外因<BR>3.環境としての教育の発達への影響<BR>4.非意図的・非計画的な教育の役割<BR>5.社会性の発達理論<BR>6.学校という社会の中での児童の発達<BR>7.学級の中での教師の社会的位置<BR>8.知性の発達の諸相<BR>9.教科の学習と児童期の理解・記憶<BR>10.動機づけのメカニズム<BR>11.好奇動機を喚起する授業の条件<BR>12.現代の学校の諸問題の把握<BR>13.現代の学校の諸問題への対処法<BR>14.教育評価の観点<BR>15.学習を振り返って
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