山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名  基礎科目II(数学)
時間割番号 065002 B
担当教員名 渡辺 勝儀/大内 英俊/石井 孝明
開講学期・曜日・時限 後期・木・V 単位数 2
<対象学生>
全学1年生
<授業の目的および概要>
「微分積分学II」を小テストや質疑応答で補い、最終的には同科目の内容を理解することが目的である。やや微分積分学が苦手な者を対象にし、適宜、科目「微分積分学I」の復習も行う。
<到達目標>
(1)偏微分の定義と基本的な定理や公式を理解する。<BR>(2)具体的な関数の偏導関数を求める。<BR>(3)重積分の定義と基本的な定理や公式を理解する。<BR>(4)具体的な関数の重積分の計算をする。<BR>(5)関数の展開の概念を理解し、具体的な関数のマクローリン展開などを求める。<BR>(6)不定形の極限の問題を解く。<BR>(7)いくつかの定積分の応用を理解する(平均値、重心、曲線の長さを求める、定積分の数値計算)<BR>(8)ベクトルの微分積分の基礎を理解する。
<授業の方法>
「微分積分学II」の進度に合わせて毎時限小テストを行う。自由に質問を受け付ける時間を30分程度設ける。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 80  %基礎的な理解度、日常的な学習効果を評価する。 
2その他 20  %学習に対する態度、意欲を総合的に評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
質問を受け付ける時間には遠慮な質問してください。
<テキスト>
  1. 矢野健太郎、石原 繁, 微分積分 改訂版, 裳華房, ISBN:4785310715
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
以下に主な学習項目を記す。<BR><BR>1.微分の応用(1)微分の応用(1)接線・法線、陰関数の微分<BR>2.微分の応用(2)関数の増減・極値<BR>3.微分の応用(3)高次導関数<BR>4.多変数の関数と偏微分の定義<BR>5.偏導関数、全微分<BR>6.偏微分の基本公式<BR>7.偏微分の応用<BR>8.累次積分<BR>9.2重積分<BR>10.3重積分、重積分の応用<BR>11.微分積分の応用(1)数列・級数、マクローリン展開、テイラー展開<BR>12.微分積分の応用(2)不定形の極限<BR>13.微分積分の応用(3)重心、平均値、区分求積法<BR>14.ベクトルの微分積分