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授業科目名  基礎科目II(数学)
時間割番号 065002 A
担当教員名 宿沢  修
開講学期・曜日・時限 後期・木・V 単位数 2
<対象学生>
全学1年生
<授業の目的および概要>
微分積分学Iの内容の理解を目的とする。<BR>1変数実関数の微分・積分について高校で学んできた内容に加えて、<BR>逆三角関数や関数の無限級数表示(テーラー展開)や広義積分等の基本事項が導入される。<BR>(1)具体的な計算能力の向上<BR>(2)微分や積分等の概念の意味や基本的な考え方の理解を深める<BR>の2点が講義の中心課題であり、習熟度が上がるにつれて、学習の中心は<BR>後者へ重きが置かれる。
<到達目標>
微分積分学Iを理解するために、高校での内容が計算を含めて理解できるようになること。微分積分学に関する基本的な用語の意味を理解できる。<BR>微分・積分の具体的な計算ができる。<BR>微分積分学を利用した応用問題が解くことが出来る。<BR><BR>具体的には、次の事項ができるようにする。<BR>(1)ロピタルの定理等を用いて、関数の極限値を求める。<BR>(2)微分の意味を理解し、ライプニッツの公式等を用いて、1変数関数の微分を求める。<BR>(3)コーシーの平均値の定理、テイラーの定理等を理解し、関数の近似値を求める。<BR>(4)積分の意味を理解し、置換積分・部分積分等を用いて、初等関数の不定積分・定積分および広義積分を求める。<BR>(5)定積分の応用として初等関数が作る図形の面積・体積や長さを求める。
<授業の方法>
解説とそれに関する演習問題を解くことを中心に行われる。<BR>eラーニングでの自己学習を行い、学習状況を担当者が把握しているので、<BR>各種の指示を受けながら学習を進める。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
<受講に際して・学生へのメッセージ>
工学部では、工学部共通科目の微分積分学Iと連携するもので、この単位を取得すること<BR>で、年度末に行われる工学部共通科目の微分積分学Iの追テストを受けることが出来る。<BR>また、この講義の単位の取得をしなければ、次年度に工学部共通科目の微分積分学Iを<BR>受講することが出来ない。従って、工学部の学生は自動的に履修登録が行われる。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
 総合的な内容をその都度指示をして、問題を解く。<BR>eラーニングでの自己学習について指示を受け、自主的な学習を行っていく。