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授業科目名 基幹科目 人間の生命と健康2
時間割番号 064042
担当教員名 宮村 季浩  /大山 建司/北村 眞一/田中  勝/宮川 洋三/川端 健一/小林 哲郎/濱田 良機/進藤 俊哉/宮崎 淳一/菅沼 研一/森田 秀二/伊藤 美佳/黒澤 幸昭
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
教育・工3年、医1年
<授業の目的および概要>
教育、工学、医学のいずれの分野においても、その根底にあるのは「人」である。教育とは「ヒト」を「人間」たらしめることであり、「ヒト」を感情・知性を持つ「人」にし、さらに「人」を社会という組織構成のひとつである「人間」にすることである。医学とは「ヒト」が「人間」となり、「人間」としてその使命を終えるまでの継続性を維持することである。そして工学はその教育を根底で支えるより良い環境を作り出し、また、医学の進歩に様々な面で貢献する。<BR> この授業の目的は、前述の観点にたち、「人間の生命」の本質を理解することにある。
<到達目標>
1.人間の生命の尊厳について自らの考えを述べることができる。<BR>2.人間の生命維持に関わる基礎的な科学事項を説明できる。<BR>3.人間の生命維持を妨害する疾患とその対策について説明できる。<BR>4.人間の生命維持のためのよりよい環境とは何かを説明できる。<BR>5.人間の生命維持のための食・運動の重要性を説明できる。<BR>6.人(間)であることの意味について自らの考えを述べることができる。
<授業の方法>
各専門分野の担当者が分担するオムニバス方式とする。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 80  %講義に関するレポートで評価する。レポートについての詳細は講義の中で伝える。レポートは報告書ではなく、各人の考えが記載されていないものは評価が低い。 
2平常点/出席点 20  %この授業はオムニバス方式であるので、すべての授業を聴講して初めて全体像を把握することができる。1/3以上欠席した場合は単位を与えない。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
講義はオムニバス方式で、広汎な分野に及ぶが、常に自らが将来進むであろう分野とどのような関連を持つか、問題意識を持って聴講していただきたい。各分野のエキスパートが諸君のために充分な準備のもとで講義をするのである。<BR>なお、教科書、参考書は記載しないが、興味のある講義でさらに深めたい場合にはそのつど講義を担当した教官にたずねること。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
分野:「社会と健康」<BR>1.医療制度と福祉・健康管理学<BR>2.ライフサイクルと病気<BR>3.都市計画:都市環境と健康<BR>4.快適な住まいの条件<BR>5.食と健康<BR>分野:「健康と病気」<BR>1.心臓と血管の働きと病気<BR>2.膵臓の働きと糖尿病<BR>3.運動器の働きと病気<BR>4.血管疾患と臓器障害<BR>分野:「生と死」<BR>1.生命の誕生と進化<BR>2.感性のしくみと表現<BR>3.文学における生と死<BR>4.生と死<BR>5.メンタルヘルス<BR>※単位取得には2/3以上の出席が必要(5回以上欠席した場合は単位を与えない)<BR>※出席は出席システムで集計するため学生証を忘れると欠席になるので注意