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授業科目名 心身・芸術系 スポーツ考現学への誘い
時間割番号 063643
担当教員名 橋本 純一
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
現代社会において最もポピュラーな文化のひとつであるスポーツが、わたしたちの思考や価値観、イデオロギー、アイデンティティなどに及ぼす重要性に関して検討する。そしてスポーツがいかに社会的、文化的、イデオロギー的に重要な意味と機能をもっているかを明らかにする。
<到達目標>
健康や体力の維持のためのスポーツだけではなく、スポーツが如何に文化として重要な存在かと認識を深める。具体的には「コミュニケーション・メディアとしてのスポーツ」、「知的能力、感性的能力開発の手段としてのスポーツ」等に関して理論と実践を通じて理解する。
<授業の方法>
本講は講義10回と実技5回の予定である。スポーツにまつわる様々な現象を、理論編では、スポーツ観戦論、コミュニケーション論、権力、ナショナリズム、グローバリズム、メディア、ジェンダー、権力、テクノロジー、コマーシャリズムといった視点から、パワーポイント、ビデオ映像などのヴィジュアル化された資料を適宜混じえて検討・理解する。実践編ではテニスや体育館種目を中心にした実技で理論編で学習した事項の理解を深める。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 40  %オリジナリティのあるクリティカルな視点のレポートか。 
2平常点/出席点 40  %きちんと出席し、望ましい受講態度で臨んでいるか。 
3発表/表現等 20  %理論編で学んだことを実践できているか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
運動するための靴や服装が必要になる時間もあります。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. スポーツ・レジャー社会学, 道和書院, ISBN:4810540081
<授業計画の概要>
1 授業に関するガイダンス<BR>2〜5 文化としてのスポーツの諸相(理論編): スポーツの現代化理論、スポーツホスピタリティ、スポーツと権力、スポーツとナショナリズム<BR>6〜7 同上実践編<BR>8〜12 文化としてのスポーツの諸相(理論編): スポーツと思考の構造化、スポーツとジェンダー、スポーツとテクノロジー、スポーツの歓喜<BR>13〜15 同上実践編