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授業科目名 心身・芸術系 スポーツ戦術論
時間割番号 063634
担当教員名 古澤 栄一
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
全学部全学年 40名程度
<授業の目的および概要>
 講義にあたっては、さまざまなスポーツ場面を取り上げ、例えば田臥勇太が切り開いてるNBA、イチローや松井秀喜たちが活躍する「アメリカ・メジャーリーグ」、中田英寿や中村俊輔たちが切り開いてる「サッカーW杯」、また国内でも台頭している「日本プロ野球界」や「大相撲」、さらに歴史を動かしてきた偉人たちなど、さまざまなタイプの指導者やキャプテンシーを発揮する人物にスポットを当て、その戦術について考えていきたい。<BR> また、実習では特にバスケットボールを取り上げ、本場アメリカでのファンダメンタルを習得しながら個人技術を磨き、そして、チーム編成をし各チームのリーダーを中心に戦術を考えチーム力を高めながらゲーム中心の授業も行っていきたい。
<到達目標>
 講義では各競技の指導者のフィロソフィ、目的設定、目標設定、年間計画、月間計画など全体的な枠組みを把握すると共に具体的な強化方法を知ることをねらいとする。<BR> また、実習においてはもし初心者であっても自分ひとりでシュートが打てる位置までボールを運び、3回に1回はシュートが入るようになることをねらいとする。<BR> さらに、今はやりのストリート・バスケットボールを楽しみ、アメリカン・バスケットボールの知識を豊富にしチーム戦術も考えながら40分間のゲームをフルにプレーできるようになることもねらいとする。  
<授業の方法>
講義及び実習
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:中間試験 30  %個人技術やチーム戦術の理解度を3回程度評価する。 
2平常点/出席点 50  %本授業は講義と実技を伴う科目であるので、授業への出席回数は重要な評価項目になる。欠席回数1回につき8点づつ減点する。 
3その他 20  %積極性を重んじ、個人としての創意工夫、グループ学習における貢献度も評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 イメージを膨らませながら考え、実際にトライしよう。
<テキスト>
  1. テキストは指定せず、必要に応じて資料などを配布する。
<参考書>
  1. 球技の戦術体系序説, 梓出版, ISBN:4900071846
  2. 稲垣安二, 教科におけるバスケットボールの指導, 世界書院
  3. 勇気, 日本文化出版, ISBN:4890840281
  4. アメリカ留学体験記, 日本文化出版, ISBN:4890840702
  5. 普通の子たちが日本一になった!, 日本文化出版, ISBN:4890840575
<授業計画の概要>
1 ガイダンス (各種スポーツの分析) <BR>2  3on3ストリート・バスケットボール (ゲーム感覚をつくろう)<BR>3 スペーシングの活用 (チーム戦術の理解) <BR>4  スポーツを見る視点を探る <BR>5  4on4ハーフ・コート・バスケットボール (動く方向を探る)<BR>6  5on5フル・コート・バスケットボール (速攻での考え方) <BR>7  世界的なスポーツ界の流れを探る <BR>8  リード・ゲーム (イメージ・トレーニング) <BR>9  戦術に生かすための個人技術(力強さの発揮の仕方 <BR>10  3on3ストリート・バスケットボール (視野の広げ方) <BR>11  スポーツ界の歴史を探る <BR>12  シュートにいくための効果的な動き方 (頭脳的プレーの習得)  13  コート内でのバランスの取り方(各人の役割分担)  <BR>14  5on5フル・コート・ゲーム (作戦を練ろう) <BR>15  勝利への方程式を探る <BR>   ※ 理解度を把握し行動的に行なうため、講義内容を変更することもある。