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授業科目名 心身・芸術系 写真の歴史
時間割番号 063622
担当教員名 平野 千枝子
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
デジタル技術の進展により、写真の原理は過去のものになりつつある。では、写真はどのような要請によって発明され、どのように利用されたのだろうか。美術との関係を中心に、記録やジャーナリズムにおける役割にも注目して写真の歴史を振り返る。
<到達目標>
写真の歴史を通じて、現代の視覚的な環境について考える。
<授業の方法>
講義と画像の映写。コメントの提出を課する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 20  %講義の主題を理解し、自らの関心に即して調べ直すことができたか。 
2平常点/出席点 80  %出席に代えて、映写した作品にコメントを求めた際の積極性と思考力。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
写真の歴史を概説する、講義中心の授業です。授業計画をよく読み、全体の見通しを把握した上で受講してください。歴史的背景については自ら学んで補ってください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 飯沢耕太郎(監修), カラー版世界写真史, 美術出版社, ISBN:4568400686
  2. ナオミ・ローゼンブラム, 写真の歴史, 美術出版社, ISBN:4568400465
<授業計画の概要>
1  写真の発明と社会<BR>2  初期写真の展開<BR>3  芸術と写真の関係<BR>4  芸術としての写真<BR>5  旅と自然(風景写真)<BR>6  社会を写す写真(ドキュメンタリー)<BR>7  戦争と写真 <BR>8  写真のモダニズム<BR>9  ダダ、シュルレアリスム<BR>10 広告とファッション<BR>11 ニュー・ドキュメンツ (ドキュメンタリー再考)<BR>12 人工と風景 (風景写真再考)<BR>13 シミュレーショニズム (広告写真再考)<BR>14 現代のドキュメンタリーと記憶<BR>*進行により変更の可能性があります。