授業科目名
|
感性による造形
|
時間割番号
|
063607
|
担当教員名
|
菅沼 研一
|
開講学期・曜日・時限
|
前期・木・I
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
全学生対象
|
<授業の目的および概要>
|
風景や事物から「はっ。」と息を飲む美しさに一瞬心を奪われる体感を持つことがある。私達は自然の成り立ち、仕組みの中で摂理と運動(遊び)の構造を多くの物と共にしている。一瞬の記憶、インスピレ−ションがどのような事柄から生じ、時間と共に思いに膨らみ、形に留めたい、更に発展させたいとの願いとなるのか。そうした創作活動を身近な素材に託し制作を試みる。
|
<到達目標>
|
感性の働きをを具体的な事象から理論的に理解し、理解した内容をさらに感性に戻す訓練を作品制作を通じて行う。外に表出された作品から客観的な解釈を通じ各人の個性の確認を目指す。
|
<授業の方法>
|
講議、スライド映写による紹介との導入部で、制作の目的、課題を理解する。作品制作は平面作品から立体作品へと進む。制作において主な材料は支給するが、一部の材料、道具は各自で用意してもらう。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 平常点/出席点 | 70 % | 出席点を評価の基本とする。 | 2 | 発表/表現等 | 30 % | 作品は制作ごとに提出して貰い、提出物は定期試験答案と同等の扱いとする。 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
美術が得意である必要はないが、様々な事物や事象に思いを巡らし、考えることができ、手を動かすことで無心になることができるそんな学生の受講を希望する。
|
<テキスト>
|
- 教科書は使用しない。
|
<参考書>
|
- 授業進行の中で適時紹介する。
|
<授業計画の概要>
|
1. ガイダンス<BR> 2. 表現の意味するもの(感性とはどのような働きなのだろうか)<BR> 3. 自然のしくみと遊び・身体の外の運動と共鳴する心<BR> 4. 美術における共鳴の表現<BR> 5. 動物性と植物性(絵画制作)<BR> 6. インスピレーションの確認(戸外散策での自然物からの確認、定着)<BR> 7. 見えないものを見ようとする願い <BR> 8. 見えないものを描く(絵画制作) <BR> 9. 外部、内部の立体作品(立体作品制作1) <BR>10. 〃<BR>11.イメージなしの立体作品(立体作品制作2) 〃<BR>12. 〃<BR>13. 〃<BR>14. 〃<BR>15. まとめ
|