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授業科目名 科学系 【ゼ】水と生活の化学
時間割番号 063433S
担当教員名 山根  兵
開講学期・曜日・時限 後期・木・I 単位数 2
<対象学生>
全学部1年次生
<授業の目的および概要>
私達の身の回りにごく当たり前のように存在する水であるが、その水と私たちの生活とのかかわりを化学的な視点から概観し、非化学専攻の学生諸君にも理解しやすいように平易に解説する。<BR>・この授業を通じて日常生活における化学の役割を再認識するとともに、化学への関心を高め、化学的なものの見方や考え方を身につける。<BR> 非化学専攻の学生諸君にとくに興味をもって受講して欲しい。
<到達目標>
・日常生活の中で化学に関わる話題を避けたりせずに、むしろ身近なものとして会話や思考の中に積極的に取入れることができるようなって欲しい。化学への関心を高めるとともに、物事を深く掘り下げて調べたり、考えたり、議論したりすることで得られる知的喜びの一端を体験する。
<授業の方法>
前半は講議方式で行うが、後半は興味ある話題、あるいは提案された課題等について学生諸君自らの調査、研究発表や全員での討論なども取入れた授業を展開する予定。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:中間試験 35  %一定以上の出席者のみに試験を行う。理解度と応用力を評価するために論述式、記述式問題を含めた試験を行う。 
2平常点/出席点 35  %3/4以上の出席は単位取得の不可欠となる。日常的勉学努力を評価する。 
3発表/表現等 30  %授業への積極的な取組みが重要である。知的好奇心と探求力、情報収集/整理力、発表表現力などを評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
化学を専攻しない学生諸君、あるいは化学と縁の薄かった学生諸君に化学への関心と親しみを深めてもらうことも大きなねらいの一つなので、化学的に専門性の高い内容や議論を期待する人は受講しないこと。<BR>オフィスアワー:月曜日5時限とするが、多忙な時や出張時を除いて質問等は原則として随時受付ける。
<テキスト>
  1. 講義では自作のプリントを配布する。特に特定の教科書は用いない予定。
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
次のような項目を中心に講議を進めて行く予定。授業の進度によって内容が若干変ることがある。<BR><BR>1 授業の概要説明(序論)<BR><BR>2 水の性質と水溶液<BR>   水の構造<BR>   水の化学反応<BR>   水溶液の性質<BR><BR>3 地球上における水<BR>   <BR>4 水とくらしの化学<BR>   水質汚濁 <BR>   水の浄化<BR>   水資源<BR>   超高純度水<BR><BR>5 水質の評価分析法