授業科目名
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太陽系を含む地球科学概観
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時間割番号
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063429
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担当教員名
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安達 隆史
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開講学期・曜日・時限
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後期・火・I
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単位数
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2
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<対象学生>
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全学年対象
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<授業の目的および概要>
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一般教養として、宇宙、銀河系、太陽系、惑星、地球などの空間的ならびに発生史的な認識を高めさせる。さらに、我々の生活に密接な関係のある太陽と地球についての科学的な知識を深める。そのため、前段では主に太陽系、後段では主に地球の大気圏現象について講義する。地球科学のいろいろな分野の観測を行っている日本の南極地域観測隊にも触れる。また、授業科目に関連するニュースを適宜とりあげる。
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<到達目標>
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宇宙の中の地球であることを理解した上で、地球科学に関心を持ち、測地学、万有引力の法則及び気象学等、地球科学に関する初級の理論的考察と計算ができるようになる。
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<授業の方法>
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講義とするが、必要に応じて演習問題を出す。基本的には、プロジェクター、OHPや書画カメラを使い、時折ビデオも使う。テキストも参照する。受講人数が非常に多い場合、資料配布はほとんどできないことを承知すること。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート課題 | 55 % | 期末にレポートを課す。提出期限が過ぎた場合は、原則として受け付けない。 | 2 | 平常点/出席点 | 40 % | 出席を重視。遅刻・早退と学生証忘れは減点。出席回数が8回未満は、原則として単位取得不可。 | 3 | その他 | 5 % | 授業参加状況を評価。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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この講義を理解するには物理学と数学の基礎が必要であるので、適宜自習・補強すること。この講義は自ら資料を探してさらに深く調べるためのきっかけであるという認識でいてほしい。レポートは他からの丸写しではなく、自分で考えた文章にすること。なお、この講義は、前期の教育人間科学部理科教育専修の専門科目「地学一般」(安達担当)の内容を基にして、全学部1年生対象の一般教養科目に改編してある。
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<テキスト>
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- 鈴木進吾(編集人), ポケット版 学研の図鑑6、地球・宇宙, 学習研究社, ISBN:4052014901,
(2003年発行、本体960円)
- 鈴木一雄(原作), お天気なぜなぜ質問箱, 大蔵省印刷局, ISBN:4171420008,
(平成12年発行、854円)
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<参考書>
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- 的川泰宣, 宇宙なぜなぜ質問箱ー新訂版ー, 朝陽会, ISBN:4903059081,
(平成18年発行、858円)
- 旺文社, 野外観察図鑑8 宇宙と天文, 旺文社, ISBN:4010724285,
(2001年発行、743円)
- 青木孝, オールカラー、図解雑学、よくわかる気象のしくみ, ナツメ社, ISBN:4816340823,
(2006年発行、1500円)
- 宮澤清治, 改訂新版、天気図と気象の本, 国際地学協会, ISBN:4771810087,
(2002年発行、1000円)
- 宇宙150億年の旅, 日本評論社, ISBN:4535607141,
(フアラデーブックス)
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<授業計画の概要>
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<講義内容><BR>1.講義方針 2.宇宙<BR>3.地球・月・太陽 4.太陽系<BR>5.星 6.銀河と宇宙<BR>7.宇宙の開発と利用 8.太陽と太陽系第3惑星(磁気圏、大気圏、水圏、地圏)<BR>9.日本の南極地域観測 10.大気圏と気象観測<BR>11.空・雲・霧 12.雨・雪・風<BR>13.天気予報・異常気象<BR>なお、適宜、地球科学ニュースの話題、復習及び演習問題を挿入する。<BR><BR>ただし、講義内容・順番、到達目標、成績評価方法は学生の状況に応じて変更の可能性がある。
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