授業科目名
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家庭の中のエレクトロニクス
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時間割番号
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063417
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担当教員名
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石川 稜威男/藤間 一美/居島 薫
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開講学期・曜日・時限
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前期・月・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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全学生対象
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<授業の目的および概要>
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身の回りの電子機器に目を向け、エレクトロニクスの基礎を広い視野で理解する。動作原理や機器の機能等の講義に加えて、人への配慮、社会や環境に与える影響への配慮等についても講義を行う。
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<到達目標>
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身の回りの電子機器に関して<BR>・基本的な動作原理を理解する<BR>・人間社会との関わりを理解する<BR>・人の知覚との関係を理解する
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<授業の方法>
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視覚情報を多用した講義を主体とする。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:中間試験 | 33 % | 人の知覚との関係を小論文形式で記述できる | 2 | 小テスト/レポート課題 | 67 % | 動作原理や人間社会との関わりを説明できる |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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(未登録)
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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講義は個々の電子機器についての解説でなく、基本的な原理を視野において、工学的、科学的センスでエレク トロニクスを理解しつつ、人間社会との関係を見つめ直す。<BR>1.家庭のエネルギー源としての電気(藤間)<BR> 一般家庭に供給される交流100V./50−60Hz 30Aの意味 <BR> 周波数の変換、直流への変換。 その必要性と効率。<BR>2.安全性、公共性、経済性、その規格(藤間)<BR> ライフラインとして約束されること。<BR>3.家電電化製品の中で姿を変える電気エネルギー(藤間)<BR> 光への変換(照明器具)、動力への変換(洗濯機、掃除機)、熱への変換<BR>(電熱器、空調機器、調理器具)、電池(種類、容量、性能の限界)<BR>4.人に優しいエレクトロニクスをめざして(藤間)<BR> 電源、信号ケーブル、リモコン、操作ボタン、デザイン、収納、手入れ<BR>5.エレクトロニクスを支える物理/物性科学(居島)<BR> 物理現象の種類{電磁気(モーター、発電機)、励起脱励起現象(赤外吸<BR>収の応用、発光素子)、電気化学(メッキ、研磨)}<BR>6.エレクトロニクスのエネルギー的側面(居島)<BR> 太陽エネルギーと電気エネルギー(世界人口、エネルギー収支、エネルギー密度)<BR> 電力発生方法と輸送<BR>7.エレクトロニクスの情報的側面(居島)<BR> 電磁波の利用{電磁波(多くの情報を伝える工夫=変調)、光(容量)}<BR>8.エレクトロニクスのミクロな世界(居島)<BR> 機器分析の原理 (半導体プロセス等にも関連)<BR>9.知覚のものさしと物理のものさし(石川) <BR> 視覚器官とその特長、視覚に関係するエレクトロニクス製品の機能1<BR>10.快適な環境とエレクトロニクス(石川)<BR> 視覚に関係するエレクトロニクス製品の機能2<BR>11.知覚のものさしと物理のものさし(石川)<BR> 聴覚器官とその特長、聴覚に関係するエレクトロニクス製品の機能1<BR>12.快適な環境とエレクトロニクス(石川)<BR> 聴覚に関係するエレクトロニクス製品の機能2
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