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授業科目名 社会系 理系女性のキャリア形成
時間割番号 063229
担当教員名 鳥養 映子/(   )
開講学期・曜日・時限 前期・水・IV 単位数 2
<対象学生>
理工医系女子学生を主たる対象と想定しているが,男女共同参画やキャリア形成に関心のある男子学生や他専攻の学生も履修できる.
<授業の目的および概要>
理工系の専門分野で生き生きと活躍する女性の卒業生や技術者等の経験を参考に,生涯設計の中に位置づけた職業人としての自分自身の将来像を描き,進路選択や卒業・修了後のキャリアの形成と継続に役立つ多様な職業観・人生観を学び,よりよい未来をともに考える,志望する職業分野で活躍しようという夢は性別によらないが,女性の進出が遅れている科学技術分野では,専門的なキャリアの参考となる身近な先輩や同僚の大半が男性であり,健康,育児,転勤などのライフイベントにおいて,1人で悩む女性が少なくない.多様な選択肢,価値観,支援策の存在を知り,将来さまざまな段階で予想される問題に適切に対処できる強靭で柔軟な知を涵養する.
<到達目標>
1.多様な職業観や多様な人生観があることを理解できる.<BR>2.自分自身の将来像に関連して,多様なキャリア・パスを想像することができる.<BR>3.将来のキャリア形成のさまざまな段階で予想される問題に適切に対処できる知識と意識を涵養する.<BR>4.希望する道を進むための強靭さと柔軟さを学ぶ.<BR>5.専門分野以外の問題についても表現できる能力を身につける.
<授業の方法>
女性技術者,研究者,医師,教員らを中心にとした多彩な講演者による,オムニバス形式の講義を行う.多様な分野で活躍する先輩に,経験や調査に基づき,女性のキャリア形成に役立つ指導,助言を受け,受講者との質疑や意見交換を行う.
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 40  %多様なキャリア・パスを描くことができる. 
2平常点/出席点 30  %10回(または2/3)以上の出席 
3発表/表現等 30  %毎回の質疑と意見交換の時間に,自分の疑問や意見を表現できる. 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 講義の際に紹介する.
<授業計画の概要>
毎回変わる講師による授業計画は,初回のガイダンスで紹介するとともに,三分の一の講演者の専門分野については,受講者の希望を優先する.<BR>最終回は,さまざまなキャリア・パスを想定して受講者と女性教員によるパネル討論を行う.<BR>大きな分類は次の通り.(2−6の順番はこの限りではない.)<BR><BR>1.ガイダンス:女性の現代史<BR>2.道を切り拓いた先輩達(2−3回)<BR>3.科学技術分野で活躍する身近な先輩達(3回)<BR>4.医療保健分野で活躍するの身近な先輩達(2−3回)<BR>5.理工系卒業生の多様なキャリア(2−3回)<BR>6.ライフワークバランスを支援する法律や制度<BR>7.受講者と女性教員によるバネル討論