授業科目名
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経済思想
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時間割番号
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063218
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担当教員名
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大友 敏明
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開講学期・曜日・時限
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後期・月・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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全学生対象
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<授業の目的および概要>
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資本主義の成立とその発展過程を経済思想の観点から講義する。17世紀のジョン・ロックから18世紀のアダム・スミスを経て19世紀のマルクスまでの経済思想を明らかにする。
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<到達目標>
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経済的なものの見方がどのように形成されたかを知ること。
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<授業の方法>
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講義をする。必要に応じてプリントを配付する。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:定期試験 | 50 % | 講義をどの程度理解しているか。 | 2 | 試験:中間試験 | 50 % | 講義をどの程度理解しているか。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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講義は経済学の学説史をふまえて行うが、経済学の授業をまったくとっていない受講生にも配慮して行う。少し難しく感じるかもしれないが,社会の動きを少しでも理解しようと思う人には有益である。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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- 信用理論史, 慶應義塾大学, ISBN:4766408705
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<授業計画の概要>
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1 .経済学の何が、いま問題か。競争か、規制か。<BR> 2 .歴史を動かしてきた要因は何か。<BR> 3 .ロックの自然法思想。王権を批判する思想。<BR> 4 .ロックの貨幣観。貨幣とは何か。<BR> 5 .重商主義対古典派の思想。ロックとヒュームの対立。<BR> 6 .ヒュームの貨幣数量説。<BR> 7 .ステュアートの経済思想。有効需要とは何か。<BR> 8 .アダム・スミスの思想。<BR> 9 .労働価値論。資本主義社会の本質:利潤の把握<BR> 1 0 .リカードウと穀物法論争。自由貿易か保護主義か。<BR> 1 1 .リカードウの分配論。賃金・利潤・地代はどう決まるのか。<BR> 1 2 .マルクスの思想。真の平等とは何か。社会主義とは何であったのか。<BR> 1 3 .剰余価値論。<BR> 1 4 .利潤率の傾向的低下法則。まとめ。
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