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授業科目名 社会系 【環】自然災害と地理学
時間割番号 063215
担当教員名 清水 大介
開講学期・曜日・時限 前期・月・II 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的および概要>
自然災害には、洪水・干ばつ・冷夏などの気象災害や、地すべり・土石流・斜面崩壊などの土砂災害、そして地盤震動・液状化・火砕流などの地震や火山噴火による地盤災害が挙げられます。こうした自然災害への対策には、まず自然をよく知ることが必要不可欠です。その上で、自然災害の軽減を目指して何をすればよいのか、いろいろな災害例を通して考えていきましょう。
<到達目標>
1.自然災害発生の地域的特色を理解できる。<BR>2.個々の自然災害について、その発生プロセスと対応を理解できる。<BR>3.特に現在の地形を手がかりとして、過去の災害の経過や受けやすい災害の種類、危険の程度を類推することができる。<BR>4.日常生活において、それぞれの地域で発生しやすい自然災害を認識し、それらに対してどのように対応すればよいかが判断できるようになる。
<授業の方法>
講義形式で進めていく予定です。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 50  %理解度と応用力を評価する、記述・論述式の試験を実施する。 
2小テスト/レポート課題 25  %小テストの実施、又は小レポートの提出を求める場合がある。 
3平常点/出席点 25  %一定以上の出席者に対してのみ、定期試験の受験を認める。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
欠席、遅刻することなく出席することができる学生の受講を望みます。教育人間科学部社会科専攻の学生だけでなく様々な専攻の学生、特に高校時に地理を選択しなかった学生の受講を歓迎します。
<テキスト>
  1. 使用しません。
<参考書>
  1. 自然災害と防災の科学, 東京大学出版会, ISBN:4130627082
  2. 自然災害を読む, 岩波書店, ISBN:4000078275
<授業計画の概要>
各テーマを2〜3回で進めていく予定です(講義順序は、一部変更する場合があります)。<BR>1. はじめに<BR>2.自然災害の定義<BR>3. 自然災害の地域的特色<BR>4.個々の自然災害<BR>  ─洪水災害<BR>  ─高潮災害<BR>  ─土砂災害<BR>  ─地震災害<BR>  ─火山災害<BR>5.自然災害への対応<BR>  ─災害予測<BR>  ─土地利用と管理・規制<BR>6.学期末試験