授業科目名
|
禅と文化
|
時間割番号
|
063007
|
担当教員名
|
今 義博
|
開講学期・曜日・時限
|
後期・月・II
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
全学生対象
|
<授業の目的および概要>
|
日本の代表的な文化の多くが中世において禅との関係の中から生まれ、今日まで育まれてきた。講義では禅とはどのようなものか、禅を基盤として生まれた諸文化の特徴について扱う。特に禅文化の中から茶道(茶の湯)について考察する。
|
<到達目標>
|
(1)禅の特色についての理解を得る。(2)禅文化の特色についての理解を得る。
|
<授業の方法>
|
講義。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 試験:定期試験 | 50 % | 一定以上の出席者のみに試験を行う。理解度を評価するために論述式試験を行う。 | 2 | 小テスト/レポート課題 | 40 % | 理解度を評価するために小試験を行う。 | 3 | 平常点/出席点 | 10 % | 3/4以上の出席は単位取得の不可欠条件となる。 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
一般的な傾向として学生に問題意識が薄いのではないかと感じる。また試験答案に、私が「Aではない」と言ったことを「Aである」と答えている人がいたりするが、これなどは注意力に問題があるように思う。授業には集中していただきたい。また講義の形式だととかく受け身的な姿勢になりがちだが、積極的な取り組み方を望む。疑問に思ったことについては質問するなり、自分で調べるなりしてほしい。
|
<テキスト>
|
- お茶をはじめてみよう, 淡交社, ISBN:447303397X
|
<参考書>
|
(未登録)
|
<授業計画の概要>
|
宗教の特徴、禅(Zen )の特徴、禅における自己の問題と己事究明(自己、自己意識、他者、生、時)、生の無前・無後、生と死、生と価値・意味、無心)、禅の歴史、坐禅の仕方(調身、調息、調心)、禅語録の特徴、禅と日本文化の関係、禅文化の特徴、茶道(茶の湯)文化の特徴などについて解説する。<BR>学生の反応や理解度を確かめながら、ペース、情報量、難易度を調整しながら講義する。
|