授業科目名
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ドイツ語中級II(総合)
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時間割番号
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062123C
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担当教員名
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工藤 眞一
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開講学期・曜日・時限
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後期・水・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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2.3.4
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<授業の目的および概要>
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近年、「異文化理解」という言葉を耳にする機会が増えてきたように感じます。その言葉の背景には、自国をも含む広範な文化現象全般に対する様々な視点が含まれていると思われます。この時間ではその意味からも、特に「日本におけるドイツ」、「ドイツにおける日本」という視点に立って、その両方に関心を持ってもらえるジャンルとして、「俳句=ハイク」を取り上げてみたいと思います。<BR> 日本固有と思われがちな俳句を、ドイツ語、ドイツ文化という全く異なった環境のもとに味わい、鑑賞し、あらためて日本のことをあれこれと考えてみたいと思います。5-7-5 のわずか17文字からできている世界最短の詩、俳句。俳句は世界の共通の文芸の一つとして認められています。<BR> ドイツ語で出版された俳句集の中から、プリントを作成しましたので、それを皆さんと一緒に辞書を引きながら、楽しく読んでみたいと思います。また皆さん自身も、この授業から、ドイツ語のハイク創ってみてください。
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<到達目標>
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1. 受講者各自が配付したプリントの中から自分の担当のドイツ語俳句を選ぶ。(十分 <BR> なアドヴァイスをします)<BR><BR>2. 各自、授業時間内で、辞書を使い、その日本語訳を書く。<BR> その後、それを俳句の(5-7-5)に直す。それらを時間内で発表する。<BR><BR>3. ドイツ語俳句と自分の訳、自由な感想をまとめ、提出する。<BR><BR>4. 学期終了時のレポートを作成し提出。この際のテーマは授業時間内で別途発表す <BR> る。
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<授業の方法>
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1. 最初の2〜3回は俳句全般、ドイツ語俳句についてなど、配付資料を活用しながら <BR> 授業の基礎となる内容についてふれる。<BR><BR>2. その後、受講者各自が配付したプリントの中から自分の担当のドイツ語俳句を選<BR> ぶ。(十分なアドヴァイスをします)<BR><BR>3. 各自、授業時間内で、辞書を使い、その日本語訳を書く。<BR> その後、それを俳句の(5-7-5)に直す。それらを時間内で発表する。<BR><BR>4. ドイツ語俳句と自分の訳、自由な感想をまとめ、提出する。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート課題 | 40 % | 学期終了時のレポートを作成し提出。 | 2 | 平常点/出席点 | 30 % | 何より、本人のやる気が一番です。全授業時間数15回中、13回以上の出席を最重視します。 | 3 | 発表/表現等 | 30 % | 1. 受講者各自が配付したプリントの中から自分の担当のドイツ語俳句を選ぶ。(十分なアドヴァイスをします) |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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予習は特別に求めませんが、授業の内容上、毎時間、独和辞典は必ず持参することを履修の最低条件とします。
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<テキスト>
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- テキストはプリントを使用し、開講時に配布しますので、受講希望者は必第一回目に出席し、このプリントを受け取ることを履修の必須条件とします。その後は配布しませんので特に注意して下さい。
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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第1 回 この授業に関するガイダンス <BR><BR>第2 回 ドイツ語ハイクについて(1)<BR><BR>第3 回 ドイツ語ハイクについて(2)<BR><BR>第4 回 ドイツ語ハイクについて(3)<BR><BR>第5 回 ドイツ語ハイクについて(4)<BR><BR>第6 回 ドイツ語ハイクについて(5)<BR><BR>第7 回 ドイツ語ハイクについて(6)<BR><BR>第8 回 ドイツ語ハイクについて(7)<BR><BR>第9 回 ドイツ語ハイクについて(8)<BR><BR>第10 回 ドイツ語ハイクについて(9)<BR><BR>第11 回 ドイツ語ハイクについて(10)<BR><BR>第12 回 ドイツ語ハイクについて(11)<BR><BR>第13 回 ドイツ語ハイクについて(12)<BR><BR>第14 回 ドイツ語ハイク鑑賞と授業全体のまとめ<BR><BR>第15 回 学期終了時レポート提出
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