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授業科目名  英語IIB
時間割番号 062004 A
担当教員名 古家 貴雄
開講学期・曜日・時限 後期・火・II 単位数 2
<対象学生>
区分?に指定された学生。
<授業の目的および概要>
インフォメーション・ギャップのある活動やゲーム性のある活動を中心としながら自己表現を楽しみ、表現意欲を高める。また、表現の正確さにも意識を留め、表現に必要な基礎文法力の育成も目指す。また、メッセージを相手に伝達するための方略についても学習する。リスニングについては、容易な内容の物語や発話を聞くことによって、概要を理解するだけでなく、ある程度細部の理解もできる能力をつける。音声の情報処理を速めるための訓練も合わせて行なっていく。
<到達目標>
100語程度の自然な速さの英語を聞いて、自分の言葉で要点をまとめたり、詳細情報を正しく聞き取ったり理解することができること、あるいは容易な英語ではあるが、ある程度まとまった内容の聞き取りができること。与えられたトピックについて、ある程度意味の通じる英語で自己表現ができること、あるいは、自己の伝えたいメッセージを相手を意識しながら要点を押さえ、英語で伝える技術に習熟すること。
<授業の方法>
この授業では、英語の基礎力を踏まえて、より高度な語彙や表現力を付けながらリスニング能力を育成することを目標とする。まずリスニングのメカニズムについて解説し、そこで述べられたリスニングの弱点の克服法に沿って多種類のリスニング活動を行う。ゲーム性を伴ったものや外国で体験する場面に特化した活動なのも取り込む。英語の音声変化の種類についても解説し、演習を行う。場面的には「食事をする」、「買い物をする」、「病気で医者に行く」、「仕事をする」などである。その他、「道案内」や「スケジュール」を確認するなどのトピックスも取り扱うことにする。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 60  %授業の内容を正しく理解し、聞き取りができるかどうか 
2平常点/出席点 40  %一定の回数以上授業に出席し、真剣に授業に取り組み、リスニング活動に積極的に関わっているかどうか 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
リスニングは、英語のコミュニケーション行為においては欠くことのできない技能です。マスターするのに意義のある項目を取り上げます。授業中は真剣に活動に取り組んでください。聞き取るときの態度として、細かいところはともかく、話しの要点を理解するようにしてください。また、場面ごとに頻繁に出てくる語彙はその場で覚えるようにしてください。この授業はあくまで基礎的な英語の力をつけることを目標にしているので、焦らず、着実に授業に取り組んでもらいたいと思います。ただし、真剣に取り組まないと単位を与えられないこともあります。注意してください。
<テキスト>
  1. こちらでプリントを作って、授業中適宜配付します。
<参考書>
  1. 参考書については、授業中指示する。
<授業計画の概要>
第1回: リスニングのメカニズム<BR>第2回: リスニングのメカニズム<BR>第3回: 英語の音声変化<BR>第4回: 英語の音声変化(英語の歌を聴く)<BR>第5回: 英語の自己紹介活動<BR>第6回: 料理の手順、間違い探しのリスニング活動<BR>第7回: 食事をする<BR>第8回: 買い物をする<BR>第9回: 医者に行く<BR>第10回: 仕事をする<BR>第11回: 道を尋ねる、アポイントを確認する<BR>第12回: TOEIC演習(傾向と対策)<BR>第13回: 情報処理の速さを高める訓練 <BR>第14回: リスニングのストラテジーの訓練<BR>第15回: テスト