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授業科目名  英語IB
時間割番号 062002 C
担当教員名 田中 武夫
開講学期・曜日・時限 後期・水・I 単位数 2
<対象学生>
区分Iに指定された学生。
<授業の目的および概要>
自己の日常生活に関連したトピックス、あるいは現代社会に関するもので知的興味を沸かせるような題材で比較的容易な語彙を用いた文章を中心とし、文章の概要や要点を正確に把握することを目的とした読解能力、それから、やはり日常的なトピックスについて平易な文章で表現できる作文能力を育成する。また、これらの能力の基礎となる文法能力についてもそのポイントを解説する。さらに、授業の中で自己の英語力の弱点を把握あるいは認識し、今後の学習に役立てる機会も与える。
<到達目標>
300〜400語程度の英文を30分程度の時間で読み、文章の要点や求めされたポイントを正確に理解し、できれば自分の言葉である程度要点や理解できたことをまとめることができること、与えられたトピックについて自分の考えや意見を、できるだけ平易な語彙や文法を用いて100語〜200程度の英語による文章を30分内にまとめ書くことができる。
<授業の方法>
一回の授業を次のように進める。読みについては、一回の授業で、一つの読み物を進める。授業の最初に配布された読み物を、まずはその主題、テーマに関わる導入を行い、背景知識を高めるための事前活動や読みのゴールを提示する。その他、文章理解に必要な語彙や文法についても解説する。その上で読みに入り、読む直前に概要を問う質問と部分的な情報を問う質問とが与えられる。文章を読みながらその質問に答える。読後、質問の解答に沿いながら理解を促進する視点や技術を提供する。さらに、本文の理解を踏まえて、対象テーマについて自己の考えを述べたりする。書く活動については、例えば「自分の履歴書」というような自分に深く関わるテーマが与えられ、モデルを提示しながらなるべく簡易な英語で表現し、書かれたものについて学生同士相互評価などをする。主として英語を書く抵抗感をなくすこと目的とした活動を行なう。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 40  %与えられた読み物やトピックについて制限時間内で自分の考えをまとめることができる 
2小テスト/レポート課題 30  %毎回授業で指示された課題についてどれだけ取り組んだかを評価する 
3平常点/出席点 30  %多様な言語活動を行うため毎回の授業への出席を重視する 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. とくに教科書はない
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回:読む活動(Studying abroad)<BR>第2回:読む活動(Japanese Americans)<BR>第3回:書く活動(プロセス・ライティング)<BR>第4回:書く活動(書くアイディアの探し方)<BR>第5回:読む活動(Breakfast in America)<BR>第6回:読む活動(Loneliness)<BR>第7回:書く活動(自分の履歴書を英語で書こう)<BR>第8回:読む活動(Momotarou)<BR>第9回:読む活動(Cambridge university)<BR>第10回:書く活動(自分の部屋の間取りを紹介しよう)<BR>第11回:読む活動(Different cultures in the world)<BR>第12回:書く活動(自分の宝物を披露しよう)<BR>第13回:読む活動(The story of Hideo Nomo)<BR>第14回:まとめ<BR>第15回:テスト