授業科目名	英語IＡ
時間割番号	062001 C
担当教員名	古家　貴雄
開講学期・曜日・時限	前期・水・I	単位数	2
＜対象学生＞
区分？に指定された学生。
＜授業の目的および概要＞
平易な語彙や文法、構文を用いて、自分の表現したいこと、あるいは興味のある内容についてなんとかメッセージを相手に伝えられるような能力や技術をつける。コミュニケーションの成就体験をたくさんさせることによって、英語を使う意欲を持たせる。リスニングについては、自然のスピードではあるものの、平易な内容のものをその概要や要点を把握できる能力をつける。以上を達成するために必要な基本的な文法能力も養成していく。
＜到達目標＞
平易な自然な速さの英語を聞いて、自分の言葉で要点をまとめたり、詳細情報を正しく聞き取ったり理解することができること、あるいは「ショッピング」、「食事」などの特定な場面に特化した聞き取りができること。与えられたトピックについて、やはり平易な英語で自己表現ができること、あるいは、自己の伝えたいメッセージをなんとか相手に伝えることができる技術に習熟すること。 自己表現をすることに抵抗感をなくすこと。
＜授業の方法＞
この授業では、英語の基礎力、特に語彙や表現力を付けながらリスニング能力を育成することを目標とする。リスニングのメカニズムについて解説し、そこで述べられたリスニングの弱点の克服法に沿って多種類のリスニング活動を行う。ゲーム性を伴ったものや外国で体験する場面に特化した活動なのも取り込む。場面的には「食事をする」、「買い物をする」、「病気で医者に行く」などである。その他、「道案内」や「スケジュール」を確認するなどのトピックスも取り扱うことにする。また、英語の音声変化についてもふれてみたい。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 試験：定期試験  60  % 授業の内容を正しく理解し、聞き取りができるかどうか  2 平常点／出席点  40  % 一定の回数以上授業に出席し、真剣に授業に取り組み、リスニング活動に積極的に関わっているかどうか
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
リスニングは、英語のコミュニケーション行為においては欠くことのできない技能です。マスターするのに意義のある項目を取り上げます。授業中は真剣に活動に取り組んでください。聞き取るときの態度として、細かいところはともかく、話しの要点を理解するようにしてください。また、場面ごとに頻繁に出てくる語彙はその場で覚えるようにしてください。この授業はあくまで基礎的な英語の力をつけることを目標にしているので、焦らず、着実に授業に取り組んでもらいたいと思います。ただし、真剣に取り組まないと単位を与えられないこともあります。注意してください。
＜テキスト＞
こちらでプリントを作って、授業中適宜配付します。
＜参考書＞
参考書については、授業中指示する。
＜授業計画の概要＞
第１回：　ガイダンス<BR>第２回：　TOEIC演習<BR>第３回：　TOEIC演習<BR>第４回：　TOEIC試験（４月２８日）<BR>第５回：　リスニングのメカニズム<BR>第６回：　リスニングのメカニズム<BR>第７回：　英語の音声変化<BR>第８回：　英語の歌を聴く<BR>第９回：　英語の自己紹介活動<BR>第１０回：　間違い探しのリスニング活動<BR>第１１回：　食事をする<BR>第１２回：　買い物をする<BR>第１３回：　医者に行く<BR>第１４回：　道を尋ねる、アポイントを確認する<BR>第１５回：　テスト