授業科目名
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英語R(上級)
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時間割番号
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055102F
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担当教員名
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古家 貴雄
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開講学期・曜日・時限
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前期・金・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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教育人間科学部・工学部(人数制限60人)
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<授業の目的および概要>
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ある程度のレベルの内容を持ったテキストを読み、その内容について的確に理解する力を付けることを本授業の目的とする。したがって、授業形式は演習である。したがって毎時間積極的に読みという行為に関わってもらいたい。読みのアプローチはトップ・ダウン方式を採用する。細かい内容の読みよりも概要把握を読みの目的とするアプローチである。文章を読んだ後で内容の概要を書くという訓練も行ってみたい。また、自分の理解の程度をチェックする方法も取り上げてみたい。
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<到達目標>
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500〜600語程度の英文を30分程度の時間で読み、文章の要点や求められたポイントを正確に理解し、できれば自分の言葉である程度要点や理解できたことをまとめることができること。語彙としては、3000語以上を保持すること。トップダウンの情報プロセスによって、読みの処理ができるようになること。
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<授業の方法>
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演習形式で授業を進める。最初の1時間はリーディング活動で、実際にその場でテキストを読んでもらう。したがって、基本的に予習は必要とはしない。その後、内容把握問題に答えてもらう。最後の30分は語彙力あるいはリスニングについての演習を行う。聞き取り問題に実際に答えてもらうこともある。また、授業の最後には文章の要約を課すこともある。読みについては自分のレベルに合わせて語彙脚注などを利用してもらいたい。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:定期試験 | 60 % | 授業で扱った内容がしっかり理解できているかどうか | 2 | 平常点/出席点 | 40 % | ある一定以上参加し、真剣に授業に取り組み、読みに自己を積極的に関わらせているかどうか |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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とにかく1 時間、1 時間の授業に真剣に取り組んでもらいたい。テキストの内容把握を重視するので、訳はなるべくしないようにしたい。自分のレベルを把握して、それによって、読みの時に利用する脚注やヒントを各自選択してもらいたい。復習は各自、きちんとやっておいてもらいたい。
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<テキスト>
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- Cause & Effect, 松粕社, ISBN:4881984772
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<参考書>
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- 授業時に指示。
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<授業計画の概要>
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第1回: リーディングにおけるスキーマの重要性<BR> 背景知識の使い方に関する知識の理解<BR>第2回: Sleep and Dream<BR> 眠りの種類、夢の役割の理解<BR>第3回: Changes in the Family<BR> 家族形態の変化が生活に及ぼす影響の理解<BR>第4回: Left-Handedness<BR> 左利きの人に対する人々の認識の変遷の理解<BR>第5回: Photovoltaic Cells<BR> 細胞についての基本的な考え方の理解 <BR>第6回: Rain Forests<BR> 熱帯雨林が破壊されることによる我々への影響の理解<BR>第7回: Biological Clocks<BR> 体内時計は生命リズムとどのような関係にあるかの理解<BR>第8回: World Population Growth<BR> 人口が増えるとどのような影響が地球に起こるかの理解<BR>第9回: Afraid to Fly<BR> 飛行機に乗ることの恐怖心の正体の理解<BR>第10回: CPR<BR> 人口呼吸が必要な場面とその方法についての理解<BR>第11回: Headaches<BR> 頭痛の種類とその治療方法についての理解<BR>第12回: Biospheres in Space<BR> 宇宙ステーションの発達状況の理解<BR>第13回: The Garbage Project<BR> ごみのリサイクルの状況と新技術の理解<BR>第14回: 英文読解におけるパラグラフの重要性<BR> パラグラフのつながり、トピックセンテンスの機能についての理解<BR>第15回: テスト<BR> 以上の内容の他に毎時間、プリントに沿って語彙力増殖の活動かリスニン<BR> グ演習を行う。
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