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授業科目名  ドイツ語B
時間割番号 050212 Z
担当教員名 宮永 義夫
開講学期・曜日・時限 前期・木・II 単位数 2
<対象学生>
前年度後期ドイツ語Aの修得者,または,ドイツ語B の再履修者に限る。
<授業の目的および概要>
ドイツ語という言語の概略を、「聞く」「話す(発音する)」「読む」「書く」の作業を通じて,一学期間で出来る範囲で、一通り総合的に習得することを目的とする。昨年度後期のドイツ語Aで使用した教科書を引き続き用い,やり残した部分をまず扱い,時間があれば,色々な読み物を通して、ドイツ語圏の諸文化についても学ぶ。
<到達目標>
ドイツ語を用いる際の基本的な概念が理解出来,それを応用してドイツ語による初歩的な意思疎通がはかれることが目標だが,まず,どのように応用すればよいか理解出来るところまで到達したい。
<授業の方法>
演習。基本的に教科書の要求に従い,「聞く」「話す」「読む」「書く」のトレーニングを繰り返すことによって,総合的なドイツ語能力を開発することを目指すが,言語を捉えるセンスを磨くことが大変重要だと考えられるので,教師からの「問いかけコーナー」を設けようと思う。併せて受講者からの「質問タイム」も作る。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:定期試験 20  %理解度 
2試験:中間試験 10  %理解度 
3小テスト/レポート課題 20  %理解力,理解度 
4平常点/出席点 40  %参加度,3分の2の出席をもって履修したとみなす 
5発表/表現等 10  %課題への取り組み,積極性 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
言語の学習は、1)背景となる文化の知識、2)言語(構造)の知識、3)言語の知識を得るための技術(訓練)、4)得られた知識を応用して運用する技術(訓練)、そして5)語るべき内容の学習、から成っています。一般の外国語学習では欠けがちな3)に重きを置きたいと思います。言葉について考えることが重要です。疑問が生じたら,直ぐその場で質問して下さい。
<テキスト>
  1. Elisabeth Schmidt,須沢通,浜康子, はじめようドイツ語, 郁文堂, ISBN:4-261-01217-0,
    (昨年度後期のドイツ語Aの教科書と同じです)
<参考書>
  1. 必携ドイツ文法総まとめ【改訂版】, 白水社, ISBN:4560004927
<授業計画の概要>
教科書各課のテーマを以下に示す。<BR>1. 挨拶(人称代名詞,疑問詞,専攻学科名,語順)<BR>2. 飲食(名詞の性と冠詞,飲み物と食べ物の冠詞,否定冠詞,名詞の3格4格) <BR>3. 紹介(国名,国民,国語)<BR>4. 散策(命令文,方向を示す前置詞) <BR>5. 旅行(話法の助動詞)<BR>6. 旅行の思い出(現在完了形)<BR>7. 買い物(形式主語,比較級と最上級,副文)<BR>8. 招待(日付の言い方,丁寧な表現,職業・身分,西暦年数の読み方) <BR>9. 出発(再帰動詞,分離動詞,受動文) <BR><BR>前年度後期Aからの続き