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授業科目名
担当教員
コンピュータネットワーク
森澤 正之
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273760 2 G 3 後期 IV
[概要]
近年、急速に発展を遂げているインターネットの基盤技術を習得するために、本講義ではコンピュータ・ネットワークの基礎的な知識の取得を目的とする。これらの知識には、ネットワークの形態、ネットワーク機器、データ伝送、OSI 参照モデル、イーサーネット、TCP/IP などのネットワークプロトコル、LAN やインターネット、セキュリティなどコンピュータ・ネットワークに関する知識などを含むものとする。

カリキュラム中での位置付け:Gコースのカリキュラム
[具体的な達成目標]
(1) ネットワークの構成と機器を理解する。
(2) OSI 参照モデルをTCP/IP と関連づけて理解する.
(3) イーサーネットのデータ転送の仕組みを理解する。
(4) TCP/IP の原理と動作機構を理解する.
(5) DNS、メール、WEB などのネットワークアプリケーションの動作機構を理解する.
(6) ファイヤーウォールや暗号化などのネットワークセキュリティーに関する知識を取得する.
[必要知識・準備]
特になし
[評価方法・評価基準]
中間試験(40点)、期末試験(40点)、授業中に行う小テストおよびレポート(20点)の合計が60点以上を合格とする。
[教科書]
  1. マスタリングTCP/IP 入門編 第3版, オーム社, ISBN:4274064530
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
講義項目の詳細と修正情報は、コンピュータネットワークのホームページで公開する。

第1回 ガイダンス,ネットワークの構成とOSI参照モデル

第2回 プロトコル、物理層(layer 1)の概要

第3回 データリンク層(layer 2)の通信

第4回 ネットワーク層(layer 3)の通信1

第5回 ネットワーク層(layer 3)の通信2

第6回 トランスポート層(layer 4)の通信

第7回 中間試験

第8回 ルーティングプロトコル

第9回 アプリケーションプロトコル

第10回 物理層(layer 1)の通信の詳細1

第11回 物理層(layer 1)の通信の詳細2

第12回 LAN とインターネット

第13回 ネットワークへのセキュリティ対策

第14回 ネットワークの最新技術動向

第15回 期末試験
[教育方法]
1.授業で用いる資料はWEB上で公開して、予習復習に活用できるようにする。
2.毎回小試験を行い、受講者の理解度をチェックしながら授業を進める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
教育目標A[情報処理技術者としての基礎的素養及び基礎的スキルの修得]に対し、インターネットを支える基盤技術について学ばせる。

教育目標C[基礎的な国際コミュニケーション力と地球的視野の修得]に対し、ネットワークやインターネットに関する専門用語を英語でとりあつかえる能力を身につけさせる。

教育目標G[次の専門技術の何れか一つ以上を具備した人材の育成]のうち、1.ネットワークアプリケーションを開発構築・維持管理する基礎的技術に対し、OSI 参照モデルを学び,各層の担う役割について理解させる.これにより,ネットワークアプリケーションを支える基盤技術を習得させる.
[その他]
(未登録)