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授業科目名
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担当教員
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材料の科学III
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吉岡 正人
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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271120 B | 2 | I | 3 | 後期 | 月 | V |
[概要] | ||||||
「材料の科学I」「材料の科学II」で習得した、材料学および材料強度に関する基礎知識をもとに、本講義では、金属、セラミックス、プラスチックスなどのさまざまな材料について、各論的に性質、用途などを概説する。その際、各種材料の性質や用途を、ただ羅列的に述べるのではなく、それぞれの材料の結晶構造や格子欠陥の状態などとなるべく関連付けながら理解させるようにしたい。最後に、近年注目を集めている形状記憶合金や超塑性合金などの新材料についても簡単に触れる。 | ||||||
[具体的な達成目標] | ||||||
個々の材料の持つ特性の共通点、相違点とその因果関係を理解させることを目標とする。なお、本講義は、新課程の「材料の科学II」と内容的に重複するところが多いので、「材料の科学II」の標準問題集で達成度を確認することが望ましい。70%以上得点出来れば、目標は達成されたと考えてよい。 | ||||||
[必要知識・準備] | ||||||
「材料の科学I」「材料の科学II」で習得した、材料学および材料強度に関する基礎知識が理解できていればそれで十分である。「材料の科学I」「II」「III」は、1年半をかけて系統的に材料学を学べるようにカリキュラムが設定されているので、出来れば途中で挫折することなく、順番に習得するようにしてほしい。 | ||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||
評価基準の80%は期末試験の成績による。その他、中間試験10%、受講態度10%(出席状況を含む)として評価を行う。 | ||||||
[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
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[講義項目] | ||||||
1.鉄鋼の製造法、炭素鋼の組織 2.炭素鋼の熱処理、塑性加工、種類と用途 3.合金元素の影響 4.合金鋼の種類と用途 5.鋳鉄 6.アルミニウム合金(1):熱処理型アルミニウム合金 7.アルミニウム合金(2):非熱処理型アルミニウム合金 8.アルミニウム合金(3):その他のアルミニウム合金 9.銅合金(1):純銅、黄銅 10.銅合金(2):青銅、その他 11.低融点金属とその合金 12.プラスチックス 13.セラミックス 14.新材料 |
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[教育方法] | ||||||
教科書に沿って講義を進める。 | ||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||
(JABEE機械情報教育プログラムの学習・教育目標):(1)-D〇 (JABEE個別キーワード):設計と生産-工業材料 |
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[その他] | ||||||
オフィスアワー:後期木曜日V限目に教官室にて質問、相談を受け付ける。 |