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授業科目名
担当教員
流体機械
宮田 勝文
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
271020 2 MA 4 前期 II
[概要]
 水車・ポンプあるいは送風機・圧縮機に代表される流体機械は,流体の持つエネルギと外部機械要素の機械的動力との間で相互にエネルギ変換を行う機械である.
 本講義では,a) 流体のエネルギとその変換,b) ターボ形流体機械の一般理論,c) 流体機械の性能,という3つの項目に関して講義し,これにより流体機械全般にわたる基本的諸事項を理解することを目標とする.
[具体的な達成目標]
(1)各種流体機械の基本動作が理解できる
(2)羽根車におけるエネルギー変換が理解できる
(3)速度三角形が説明できる
(4)流体機械の損失と各種効率が説明できる
(5)流体機械の相似運転が理解できる
(6)流体機械に特有な現象が説明できる
[必要知識・準備]
 線形代数I,II
微分積分学I,II
 流体工学I
 流体工学II及び演習
[評価方法・評価基準]
 レポート(10点)
 中間試験(20点)
 期末試験(70点)
  合格 60点
[教科書]
  1. プリントを配布する 教科書を特に指定しないが,以下の参考書のいずれかをできるだけ購入し,講義に持参することが望ましい
[参考書]
  1. 流体機械, 森北出版, ISBN:4627621817
  2. 流体機械, 森北出版, ISBN:4627611129
[講義項目]
  1. 第1章 「流体のエネルギとその変換」
  2.  1.1 流体機械序論
  3.  1.2 流体のエネルギとエネルギ保存
  4.  1.3 有効仕事
  5.  1.4 諸損失と各種効率
  6. 第2章 「ターボ型流体機械の一般理論」
  7.  2.1 速度三角形とオイラーの式 
  8.  2.2 遠心式羽根車 
  9.  2.3 軸流式羽根車と翼理論 
 10.  2.4 その他の形式(容積型など)
 11. 第3章 「流体機械の性能」
 12.  3.1 相似則と比速度
 13.  3.2 性能曲線
 14.  3.3 特異現象(キャビテーション,サージング)
 15. 定期試験
[教育方法]
講義の区切りには演習問題を解かせる
講義はOHPを用いて説明する
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
エネルギーと流れ(C)エネルギー保存則
(8)相似則
[その他]
(未登録)