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授業科目名
担当教員
生物工学実験I・II
飯村  穣/他
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
26565565 3 BT 3 前期 月/火/水/木/金 III~IV/III~IV/III~IV/III~IV/III~IV
[概要]
前期の前半:生命工学研究にとって必須である生物化学に関する基礎的な実験を行い、
      技術の習得や実験を通して有用な知識を得る。
前期の後半:生命工学を研究していくために必須である培養工学分野の実験を行い、
      技術や実験を行うことで机上ではなく実践面からの知識を身につける。
[具体的な達成目標]
将来生物化学分野と培養工学分野における実験が的確に行えるよう、基本的な技術と実験を通しての知見を得る。
[必要知識・準備]
3年生までの専門分野の授業内容を理解しておくことが望ましい。
[評価方法・評価基準]
出席は最重視する。其れ以外に実験に臨む姿勢、レポート、試験も評価の対象とする。
[教科書]
  1. 生物化学実験テキスト
  2. 生物工学実験?(培養工学実験)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
前期前半:生物化学実験
1.実験を始めるにあったって、実験記録とレポート
2.実験の基礎、機器の取り扱い方
3.pHと緩衝液
4.物質の分離
5.アミノ酸とタンパク質
6.炭水化物(糖質)
7.脂質
8.核酸
9.酵素
10.代謝
前期後半:培養工学実験
1.実験の全体および各項目説明
2.微生物菌体生産における物質収支
3.酸素移動容量係数(KLa)の静的測定
4.亜硫酸ソーダ酸化法による酸素吸収速度係数の測定
5.固定化法によるアルコール発酵
6.充填層カラムの空隙体積と滞留時間
7.乾燥
[教育方法]
前期前半:生物化学実験
・実験科目であるが、理論と実際が対比しながら理解できるようなテキストを使用して
 いる。
・多くの項目を個人実験し班実験でも最大2名1班で行うので、どのようにしたら実験目
 的へ効率よく到達できるか、器具使用や試薬調製あるいは時間設定などに独自性が求
 められるため、実験への取り組み方が学習できるようにしている。
・生体を構成する基本的な物質の分離・抽出・定量実験までを一貫して行うことで、応
 用可能な実験理論と実際が身につけられるようにしている。
・レポート提出、準備・修了試験をおこなうことで、実験操作の重要性とそこから得ら
 れる知見を他人にどのように伝えるか学習する。
前期後半:培養工学実験
・実験の前に毎回実験上の目的、心構え、機器使用上の注意、安全確認を説明してい
 る。
・実験を積極的に行い、実際に体得できるように指導している。
・実験が終了したら、すぐにデータをまとめ毎週のレポート提出を義務付けている。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)